こんにちは。元ナンパ師のKYです。
こちらは無料マガジン「最短で彼女を作る方法」の内容となります。
今回は見た目、身だしなみ改善講義・最終章のファッション編になります。
本日は、
簡単にできる、女性からカッコいいと思われるメンズファッションの組み方
というテーマでお送りします。
ファッションの概論と具体的なコーディネートとで解説が分かれますので、何回かの
講義にわけてお送りします。
ではさっそくやっていきましょう。
服は「一緒にいる女性に恥ずかしい思いをさせないで済む格好か、どうか」で考える
まず、軸となるオシャレなメンズファッションの定義ですが、これは
「一緒にいる女性が恥ずかしい思いをしないで済む格好か、どうか」
ということを意識すれば、他人からオシャレに思われるファッションができます。
ファッションというと人それぞれオシャレの基準が違います。
・古着がカッコいい
・シンプルで綺麗めな服がかっこいい
・パンクロッカーのような奇抜な服がかっこいい。
など、人それぞれです。
ですが、オシャレかどうかって言うのは”他人がどう思うか”なんですよね。
どれだけ古着が好きで、上手く着こなしたとしても
👩「え、ボロボロの服でダサい…」
と思われたら、その人から見ればあなたはダサい人なのです。
「いやいや、オシャレの基準が人それぞれ違うなら、メンズファッションの定義なんてあってないようなもんじゃん。」
と思われるかと思いますが、他人からオシャレに思われる服装は、ある程度定義づけできます。
それが、
「異性(我々でいうなら女性)がこの人と一緒にいるのは恥ずかしいと思わない格好」
です。
これを意識すれば全員とまではいかないものの7割の人からはオシャレに思われるコーディネートが組めます。
異性があなたといるのが恥ずかしい、と思う格好は必然的にダサいです。
特に女性はダサい男性の隣を歩きたくない、と思っています。
これはあなたも同じはず。
例えばアプリなどで知り合った女性が、ゴスロリだったり真っピンクみたいな格好なら、帰りたいはずですよね?
これは女性も同じです。
だからこそ、メンズファッションの正解は
「一緒にいる女性に恥ずかしい思いをさせないで済むか、どうか」
なのです。
これを意識すれば、女性だけでなく男性からもオシャレ、と思われるレベルのコーディネートができます。
では、肝心のその「一緒にいる女性に恥ずかしい思いをさせない格好とは?」というお話もしていきましょう。
メンズファッションの正解は”スーツスタイルをカジュアルで崩す”こと
ではどうすれば、一緒にいる女性に恥ずかしい思いをさせない格好ができるか?ですが、それは
「スーツスタイルをカジュアルで崩す」こと
です。
「スーツとカジュアル?なんだそりゃ?」
となると思いますが、これは
・スーツアイテム:(仕事で使うスーツ、革靴、Yシャツ、レザーのバッグなど)
と
・カジュアルアイテム:(ドレスアイテムに該当しない、スニーカーやジーンズ、Tシャツ、デザインの入った服など)
を組み合わせて上半身・下半身・足元(靴)の3部位のうち1部位をカジュアルアイテムにして、他の2部位をスーツスタイルにする
というものです。
このロジックでコーディネートをすれば、100点とまでは行かないでも、7割くらいの人から褒められる70点のオシャレができます。
断言しますが、”誰でも”です。
例としてあげると

この画像のように
・セットアップ(スーツの上下):スーツスタイル
・スニーカー:カジュアルスタイル
というアイテムを
上半身・・ジャケット(スーツ要素)
下半身・・スラックス(スーツ要素)
足元・・・白スニーカー(カジュアル要素)
という感じでコーディネートしています。
(※白インナーは少しカジュアル要素がありますが、ジャケットの方が見える面積が大きいのでおおよそスーツ要素と区分します)
これであれば、3部位のうち上半身と下半身がスーツ要素のアイテムで、足元の1部位がカジュアル要素のあるアイテムですから、スーツスタイル:カジュアルスタイル=2:1の比率が成立します。
これが、「スーツスタイルをカジュアルアイテムで崩す」というロジックです。
上に挙げたコーディネートも、おしゃれな人がよくやっていますし、全身しまむらで柄物ばかりのコーディネートよりも大人っぽくて、オシャレですよね?
……で、この理論なのですが、聞いたことあるかもしれませんが僕オリジナルの理論ではなく、著書「最速でおしゃれに見せる方法」で有名なファッションバイヤー、MB氏が提唱している理論をベースにしています。
(MB氏はドレスとカジュアルのバランスを7:3にする、という理論を提唱していますが僕が書いているスーツをカジュアルアイテムで崩す という理論も、これに近いです。)
ですが、この理論がメンズファッションにおいてこれ以外にないくらい、本質的な理論となりますので、引用させていただきました。
➡︎詳しくは同氏の「最速でおしゃれに見せる方法」をぜひ読んでみてください。今回の理論についてさらに詳しく書いておりますので、今回の講義内容が腹落ちしてわかるはずです。
この理論の他にも
・YouTuberげんじ氏の「キレイめアイテムとカジュアルなアイテムを中和する」ロジック
・ちょい悪オヤジブームで話題になった、真面目な雰囲気(スーツスタイル)を”ハズす(カジュアル要素のあるアイテムで)”ロジック
など、時代は変わっても
「スーツや革靴などの”スーツ要素”のあるアイテムに、”カジュアル要素”のあるアイテムを足して、スーツスタイルを着崩すことがオシャレ」
というのは、変わらないんですよね。
名前は変わっていますが、どの時代も”男性の一番かっこいいとされる正装(スーツスタイル)”とされていて、これをちょうどよく着崩すのが街着(オシャレ、普段着)であり、メンズファッションの源流なんです。
そしてこの理論こそが、他にない70点を取るためのメンズファッションのロジックになります。
3部位のうち2部位をスーツに、1部位をカジュアルにする
けど、MB氏の提唱しているドレスとカジュアルを7:3にする理論というのは、案外再現するのが難しいんですよね。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、昨今では
・ジャストサイズの服からさらに大きめにした着こなしのビッグシルエットが流行る
・SNSの普及によって奇抜なファッションがオシャレ、流行になる
ということが、往々にしてあるから、ですね。
(ネットで「メンズファッション オシャレ」 などと検索したりWEARなどを見るとほとんどがビッグシルエットだったりモード感の強い服だったりします)
だから、上に書いてきた単純にドレスとカジュアルのバランスを取る、というのが難しくなってきているんです。
「このシャツは襟がついていてドレス風のアイテムだけど、リネン(麻)の素材だからカジュアル向けで、全身でコーディネートを組むならズボンは黒いドレープのあるワイドスラックスで・・・」
という感じで、一つのアイテム取っても、ドレス、カジュアルの要素が入り混じっていてドレスかカジュアルどちらに分類すればいいかわからないという問題が多いのです笑
なのでシンプルに、3部位のうち1部位をカジュアルにする、とシンプルに考えた方が良いでしょう。
この画像を例にとると、

・上半身(大きめの白Tシャツ):カジュアル
・下半身(黒いスラックス):スーツ
・足元(革靴):スーツ
と、おおよそ上、下、足元で3:3:3で分け、そのうち二つをスーツ要素に、残った一つをカジュアル要素のあるアイテムで固めるようにすれば、スーツとカジュアルのバランスが成立します。
こう考えておけば、ビッグシルエットが流行しているから、オシャレに思われるためには服のサイズを大きめにしなきゃいけない、とかそういうことは考えなくていいんですよね。
必ずしも、流行の最先端を追う必要はない。
よく、流行の最先端を追わないとオシャレになれない、なんていう通説を耳にしますが、必ずしもそうではありません。
確かに、流行の最先端であるビッグシルエットや、一昔前でいうカナダグースのダウンジャケット(肩にブランドのワッペンがついた10万もするダウン)、
現在で言うならばバブアーのジャケット(襟がコーデュロイ素材になっている、一見古着のようなジャケット)
これらは確かに人気ですし、着こなせればカッコいいです。
ただ、流行の最先端を行き過ぎると「え、それってどこがオシャレなの?」と、相手から理解されにくい場合があるんです。
例えば、今まさに流行しているビッグシルエットですが、ちょっと前までは
👩「そんなブカブカな服のどこがカッコいいの?笑」
ということはよく言われていました。
でも、ビッグシルエットはみんなが着始めてようやく「あ、これが流行なんだな」というのがわかってから市民権を得ていった感じです。
流行とは最初は「それってオシャレなの?」という疑問から発展し、どんどんと普及していって浸透していき、みんなが着るようになってから時代遅れになっていくという性質があります。
ですが現在も
👩「ビッグシルエットってダサくない?あんなダボダボな服のどこがいいの?」
という女性は少なからずいます。
特に男性と女性とでは着ている服も流行しているファッションも違うので、男性のビッグシルエットに対して女性が違和感を感じることは、結構あります。
ただ、逆にかつて爆発的に流行ったジャストサイズのブームやその一つであるスキニーパンツ(細くてピッチりしたパンツ)だったり、バブルの時に流行った肩パッドが入ったジャケットもまた、
「時代遅れ」
「おじさんが着ているやつ」、
スキニーに至っては「地元のヤンキー」
という印象がすっかり定着してしまいました。
ですが、どれもかつては流行していたモノです。
流行というのは時代の変遷とともに波及していき、みんなが着るから差別化できなくて時代遅れ=ダサいと思われる、という性質があります。
(スキニーもかつては流行の最先端として爆発的に流行りましたが、全員が履き出したことにより流行が浸透し、さらにはキャッチや地元の不良が着ている、というイメージも根付いたことにより時代遅れ、というイメージが加速してしまったんですね)
流行の最先端であるビッグシルエットは理解されないことがあり、
流行の最後端であるスキニーなどは、時代遅れと言われる。
ならどうすればいいか。
勘のいい人はわかったかもしれませんが、最先端でも最後端でもダメなら
”流行の中間”
を狙えばいいんですね。
これをビッグシルエットとジャストサイズに当てはめると
ビッグシルエットのワイドパンツ
⬆️
(細めのスラックス)
⬆️
ジャストサイズのスキニー
の中間である細めのスラックスが流行の中間となります。
ピチピチのスキニーは時代遅れ、デカいパンツはダサい、と言う人でも、その中間であるスラックスをダサいと言う人は、あまりいないと思います。
流行の中間であれば、流行が浸透しているボリュームゾーンの格好なので、おおよそ7割の人は「オシャレだな」と認識してくれるから、ですね。
これがわかれば、いつの時代も安い服でおしゃれが可能です。流行を追いかけなくても、
・奇抜な服が流行っているなら、今より少しデザイン制のある服にしたり、
・ジャラジャラとアクセサリーをつけることが流行っているならば、少しだけアクセサリーをつけたり。
だから身長が低くてワイドパンツが着れない、という場合でも無理にワイドサイズを着る必要がないんです。
(厳密には着こなすコツはありますが、やはり身長が高い人に比べると着せられている感があって似合わないです。)
図解化すると

と言う感じになります。
このように、
「どの時代でも、流行の中間はどこか?」
を意識しておくと、女性から足切りされないコーディネートは組めます。
男性の一番かっこいい服はスーツ
度々書きましたが、男性の一番カッコいい洋服はスーツと言われています。
たしかに洋服を着ているイタリア、イギリスのファッション遍歴、スナップ写真を見るとスーツをどこまで着崩すか、が時代によって違うだけなんですよね。
昔の資料なんかを見ても、どの時代も「スーツ」を着ていますしスーツスタイルが時代遅れになることはまず考えられないです。
それくらい、スーツってカッコいいですしカッチリしますし、ドレス要素の真骨頂を詰め込んだ普遍的なスタイルなんですよね。
でも、オシャレというのは街着(普段着)です。
いくらスーツがかっこいいからと言っていつもスーツを着ていたら
「え、お前仕事?」
と思われます。
だからこそ、オシャレとは
「スーツスタイルをどれだけ着崩すか?」
なんですよ。
カッチリとしたスーツをカジュアル要素のあるスニーカーやシャツなどでちょっと崩す。
それが上手くハマると相手から「オシャレだな」と思われるファッションになるのです。
そのちょうどいい比率が、スーツスタイルをカジュアルアイテムで崩す、体の3部位のうち1部位をカジュアルにする、というものなんです。
いわゆる、オシャレに思われるコーディネートの黄金比です。
それを捉えれば、高い情報商材なんて買わなくても、高い服なんて買わなくても、安い服でいくらでもオシャレできます。
姿見は絶対買え!
さて、ここまで他人からオシャレに思われるファッションについて言語化して詳細に書いてきました。
ここで、まず皆さんに買って欲しいものがあります。
それは
「全身が映る姿見」
です。
オシャレとは他人に評価されてナンボのものです。
他人に評価されるためには、まずは自分の姿が他人からどう見えるかを知らなければなりません。
つまり、姿見で自分の姿がどう見えるかを、まず自分が知らなきゃいけないんですよ。
よく服は持っているけれど全身映る姿見を持っていない、という人がいますが、それはマズイです。
服よりも何よりもまず、全身が見れる姿見を買いましょう。
必ず、全身が映る姿見です。顔だけが見える鏡はダメです。
自分の全身が見れれば服の裾が変だったり、自分ではいいと思っても全体で見たらヘンテコなコーディネートになっている場合などにも気がつけます。
また、姿見で見るときはマットを敷くなりして靴を履いた状態で見てください。
よく靴下、裸足の状態で服のコーディネートだけ見ている人がいますが、コーディネートというのは靴も含めて評価されます。
靴を履いてみたらなんか違和感が…なんていうことはザラにありますので、ちゃんと靴を含めて自分の姿を見るようにしてください。
まとめ
◾️オシャレの基準は「一緒にいる女性に恥をかかせないこと」
・ファッションの定義は「他人からどう見られるか」が重要
・オシャレ=女性が「隣を歩いて恥ずかしくない」と感じる格好
◾️基本ロジック:スーツスタイルをカジュアルで崩す
・スーツ要素とカジュアル要素を3部位中2:1で構成する
・例:ジャケット+スラックス+スニーカー=70点のオシャレ
・この理論はMB氏の提唱する「ドレス:カジュアル=7:3」の考え方がベース
◾️ビッグシルエット全盛の時代でも、基本ロジックは有効
・現代は流行と個性が混在し、オシャレの判別が難しい
・だからこそ「3部位のうち1部位をカジュアル」と単純化することで対応可能
◾️流行の最先端や最後端は避け、中間を狙う
・最先端(ビッグシルエット)は理解されにくく
・最後端(スキニーなど)は時代遅れ感がある
・中間(細めのスラックスなど)なら万人受けしやすい
◾️スーツは最強の男服。着崩して街着として活用する
・スーツスタイルを少し崩すことで、日常でもオシャレに見える
・これが「コーディネートの黄金比」につながる
◾️姿見は必ず買うべし
・全身が映る鏡で、自分の全体バランスをチェックする
・靴も履いた状態でコーディネートを見るのが大切
・鏡がなければ自分の見た目の客観評価ができない