【講義19】デートですべき会話は4種類

こんにちは、KYです。

この記事は無料マガジン「最短で彼女を作る方法」の講義内容となります。

今回は前回に引き続き、実際のデートでの会話では、何を話すべきか?について具体的に解説していきます。

それではいきましょう。

目次

デートですべき会話は4つ。

実際のデートではどういう会話をするか。

これには、大きく4つあります。

それは、

①自虐ネタ

②共有スペース

③悪共有

④フック会話

この4つです。

これ、聞いたことがないという方が多いと思います。

それもそのはず、これらは全部、元々はナンパで使われる用語なんです。

ですが、デートや恋愛、あるいは日常会話でも非常に使える有用なテクニックですので、ぜひ覚えてください。

自虐ネタと共有スペース

「自虐ネタ」というのは、自分を落として笑いを取るテクニックです。

「この前、上司のことをお母さんと呼んじゃってさ…」

とか

「この前アプリで知り合った人とデートの約束したんだけど、ドタキャンされて一人で飯食って返ったんだよね…笑」

など、クスッと笑えるような、自分のちょっとした失敗談・閑話休題のことです。

そして「共有スペース」というのは、相手と自分との間に共有されている、見えているモノのこと。

例えば、カフェにいたら、相手と自分の間にはテーブルや椅子、店内の雰囲気、あるいは店員さんなど、共通して見えているものがありますよね。

この「共有しているもの」を使って会話を作ると、話題がすんなり生まれるんですよ。

例えばテーブルがグラついていたら、

👱‍♂️「このテーブル、ちょっとグラグラしませんか?」って言えば、

👩「あ、確かにちょっとグラグラしますね」

といった会話ができますよね。

これが会話がうまい人がよく使う、「共有スペースを利用した会話」です。

会話の苦手な人によくありがちなのは、相手と自分で想像ができないもの、相手が知らないようなものを唐突に話題に出してしまって相手を困惑させることです。

たとえば、

👱‍♂️「エウレカセブンってアニメ知ってますか?」

「エヴァンゲリオンって見たことありますか?」とか。

相手が知らないようなアニメの話をいきなり始めてしまう。

そもそもその話題をする流れでもないのに、急に飛び出すから、相手からしたら

👩「え、知らない…(ていうか、なんで今その話?)」

ってなっちゃうんですよね。

ある程度、そのアニメを見たことがある人でも、やっぱり“その場にはないもの”や、“二人が認識していないもの”から会話を始めてしまうと、相手が引いてしまう可能性が高いんです。

だから、会話がうまい人は、相手と自分との間で認識しているもの、見えているもの――つまり身近なものから会話を作るんですよ。

これが「共有スペースを使った会話テクニック」です。

会話の導入に自虐ネタと共有スペースを使う

まずはこの自虐ネタと共有スペースというテクニックを最初のアイスブレイクの段階で使います。

つまり、まだ会話が温まっていない状態のときに、共有スペースと自虐ネタで“会話の温度”を上げ、相手が話しやすい雰囲気を作っていくんです。

たとえば、

👱‍♂️「はじめまして、KYです。」

👩「はじめまして、〇〇です」

👱‍♂️「このお店の場所、わかりました?(お店、という共有スペース)」

👩「ちょっとわかりづらかったです〜」

👱‍♂️「ですよね!僕、方向音痴過ぎて1時間くらい迷いましたw(自虐ネタ)」

👩「うそwww」

👱‍♂️「いや僕、めっちゃ方向音痴で、会社の飲み会で1時間遅刻して怒られたことあるんで、マジっす。笑(自虐ネタ)」

👩「wwww」

みたいな感じです。

このように自虐ネタと共有スペースを組み合わせると、自然なアイスブレイクができます。

また、自虐ネタは相手を笑わせるだけでなく、「自分の恥を晒す=自己開示して相手に話しやすくする行為」でもあるんですよ。

自分のちょっとした“弱み”を見せることで、相手も心を開きやすくなる。

そうすると、この後紹介する悪共有やフック会話などで

👩「(この人になら、話しても良いかも)」

と言う風に、相手からパーソナルな話を引き出しやすくなるのです。

悪共有

続いて紹介するのは「悪共有」というテクニックです。

「悪共有」とは、主に相手と共通の悪口・愚痴で盛り上がることで、相手と最短で仲良くなる、距離を縮めるテクニックです。

たとえば、相手の職場の嫌いな上司とか、うざい同僚、元カレ、あるいは気持ち悪い口説き方をしてきた男、嫌いな女友達…などなど

そういう“相手が嫌っているもの”についての悪口を引き出して、それで一緒に盛り上がるんです。

そうすると面白いことに、相手と仲良くなるスピードが早くなるんですね。笑

たとえば、相手の仕事が保育士さんだった場合。

そうしたら、

👱‍♂️「あ、保育士なんですね。大変そうですね。やっぱり“お局さん”みたいな人とかいるんですか?」

という感じで、“悪共有のカマ”を仕掛けます。

すると、

👩「あー、います!めっちゃうるさい人で…」

みたいに返ってくると、カマがヒットしたってことになります。

そうすれば、あとはその“お局さん”の話をどんどん盛り上げていけばいいんです。

悪口って”してはいけない”みたいなネガティブな印象を持たれがちなんですけど、実は逆で、人は共通の悪口を一緒に言うと仲良くなりやすいんですよね。

例えば、学校のクラスで仲が悪い人が集まった場合でも、担任の先生がものすご〜〜〜く嫌な先生だったら、自然と仲良くなったりします。

これは国や歴史を見ても同じで、かの三国志では昔「董卓」という悪い武将を倒すために、仲が悪かった国同士が「反董卓連合」を結成しました。

このように、わざ”共通の敵(悪)”を設定して悪口、愚痴を”共有”する。

ゆえに、悪共有なのです。

相手と共通の敵という構図を意図的に作り出すのが、ナンパ界隈で編み出された会話テクニックなんですね。

フック会話

そして相手から会話を引き出す、もう一つのテクニックが「フック会話」です。

これは、“相手が話し出したら止まらないほど好きな話題”を見つけて、それを引き出すテクニックです。

たとえば仕事のやりがいや、好きなアイドル、旅行の思い出、昔の部活を頑張った話など、相手が「話し出すと止まらない話題」などですね。

悪共有と違うのは、相手が好きな話題、あるいは頑張ってきたこと、誰かに褒めて欲しいことなどの比較的「ポジティブな話題」であること。

会話していてその話題になると、急にテンションが上がったり相手の話が止まらなくなるものが、フック会話です。

フック会話のメリットは、相手の会話量を一気に増やせることです。

誰しも会話で一番楽しいと思う瞬間は、「自分が話している時」でしたよね。

そして自分が思う存分話して、それをしっかり聞いて、時に肯定して盛り上げてくれる人がいると「この人と話すのがとても楽しい」という風に解釈してくれるのです。

つまり、相手の好きなもの(フック会話)や嫌いなもの、愚痴りたいこと(悪共有)で相手の話をどんどん引き出して盛り上げることで、相手が会話していて楽しくなり、次第にあなたに対して冗談、イジりをかましてくるようになるのです。

悪共有やフック会話は、そのための”ダシ”です

※自虐ネタ、共有スペース、悪共有、フック会話については今後それぞれ個別の記事で解説していきます。

会話の目的は「冗談を言い合える関係を作ること」

何度も言いますが、デート会話の最終ゴールは、「冗談を言い合える関係」を作ることです。

だからこそ自虐ネタや共有スペースで自己開示をして場を温め、悪共有、フック会話で相手の話を深掘りしていく。

もし悪共有やフック会話がヒットしたら、相手の話をどんどん深掘りして、相手が気持ちよく話せるように努める。

そうして話を聞いていくと、相手はあなたに心を開き、次第に相手があなたに対して冗談を言ってくるようになります。

例えば相手が一通り話終わった後、閑話休題で自分の自虐ネタを言ったりした時

👱‍♂️「そういえばこの前、Amazonでちょっとエッチな漫画買ったら、それ実家に届いちゃったんでだよね…笑」

👩「え、KYさんアホすぎません?ww」

みたいな感じです。

そうしたら、

👱‍♂️「誰がアホやねん(笑)」

みたいにツッコミのように相手をイジり返して、冗談を言い合える関係を作る。

それができれば、次のステップ「手を繋ぐ」や「クロージング」に進めるのです。

「マッチングアプリで会った感」を消す方法

女性がデートで一番嫌がるのは、「マッチングアプリで会ってることを周囲に知られること」です。

なぜマッチングアプリだとバレるか?は、ありきたりな会話をしているから。

• 「お仕事は何を?」 • 「趣味は?」 • 「休みの日は何してますか?」

みたいな、お見合いのような会話は、周囲に「初対面感」が伝わっちゃうためNGです。

逆に、自虐ネタや共有スペース、悪共有やフック会話を使うと、自然な会話に近くなるので“こなれた感”が出ます。

そのため、周囲からマッチングアプリで会っていると思われにくいのです。

ちなみにですが僕が現役の頃

👱‍♂️「アプリで会ったってバレたくないんで、タメ口にしません?笑」

ということを序盤で言ってました。

これめちゃくちゃオススメです。

理由としては二人の緊張を解くアイスブレイクにもなるし、距離も一気に縮まるから。

会話の目的である「冗談を言い合える関係」を作るスピードも早くなります。

(あと、これを言うことで自分の緊張を解いてましたね。笑)

また、この時点で相手のノリや性格も測れます。たとえば

• ノリ良く「いいですよ〜!」って返してくる人は、冗談の通じるタイプ。 • 「別に気にしませんけど」って返す人は、ちょっとプライド高め。

こうやって、相手の性格を探るテストにもなるので

👱‍♂️「この人はちょっと堅物っぽそうだから、会話で怒らせないように気をつけよう」

みたいな判断をしていました。

これ、結構使えるテクニックなので、オススメです。笑

まとめ


◾️デート会話で意識すべき4つのテクニック

  • ①自虐ネタ:自分の失敗談で笑いを取る。自己開示にもなり、相手が話しやすくなる。
  • ②共有スペース:その場でお互いに見えているもの(店内、椅子、店員など)を話題にする。
  • ③悪共有:相手と共通の“敵”(苦手な上司、嫌な人など)を使って盛り上がる。
  • ④フック会話:相手が話し出したら止まらない「好きな話題」を引き出して会話を活性化させる。

◾️自虐ネタと共有スペースの効果的な使い方

  • アイスブレイクとして使うことで、会話の温度を上げられる。
  • 自虐ネタで笑い+自己開示し、相手の心のハードルを下げる。
  • 共有スペースは会話の自然な導入になり、唐突な話題よりも受け入れられやすい。

◾️悪共有とは何か?

  • 共通の愚痴や悪口で距離を縮めるナンパ由来の会話術。
  • 相手の「嫌いな人・こと」を引き出し、それに共感・同調して盛り上げる。

◾️フック会話とは何か?

  • 相手が好きで話したくなる話題を見つけ、会話を広げる手法。
  • 自己肯定感をくすぐるポジティブな話題が中心。
  • 話しやすさ・楽しさを提供し、「また会いたい」と思わせる効果がある。

◾️最終目標は「冗談を言い合える関係」

  • 会話の目的は、いじり・冗談が自然にできる関係性の構築。
  • フック会話や悪共有で相手の会話量を増やし、距離感を縮める。
  • その結果として、次のステップ(手をつなぐ、関係性の進展)へと自然につなげられる。

◾️「マッチングアプリ感」を消すテクニック

  • NG例:職業・趣味・休日の過ごし方など“初対面感”のある定番トーク。
  • OK例:自虐ネタ・共有スペース・悪共有・フック会話を使った自然な会話。
  • 例:「アプリで会ったってバレたくないんで、タメ口にしません?笑」は特に有効。
    • アイスブレイク効果、緊張緩和、相手の性格を見抜くリトマステストになる。

ということで、次回は「自虐ネタ」「共有スペース」「悪共有」「フック会話」の会話テクニックを個別に講義していきます。

ではまた。

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この記事を書いた人

コミュ力向上、人間関係の苦手克服について発信しています。地元で20年間イジメやイジりを受け、告白した子にはフラれ、逃げるように上京。その後オフ会や社会人サークル、街コン、アプリを始め、恋愛やコミュ力向上の情報商材などで8年間で500万投資。現在は自他共に認める”コミュ力おばけ”に。このブログではそんなノウハウを公開しています。

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