こんにちは、元ナンパ師のKYです。
今回は、男性のコーディネートを”すぐに”オシャレに見せるコツをご紹介します。
誰でもできますし、顔面偏差値にあまり自信がない人でも、身長が低い人でも実践可能です。
結論から言うと、それは
「黒いスラックスと黒い革靴で足元を固めて、上に着るものをカジュアルにする」
これだけです。
では、具体的に解説していきましょう。
街着(オシャレ)とは、”いかにスーツスタイルを着崩すか”
みなさんに質問です。
”男性を一番かっこよく見せる服装”ってなんだと思いますか?
・・・
・・・
・・・
・・・
正解は、
「スーツ」
なんですよ。
僕らが普段着ている洋服って、もともとは西洋の服です。
つまり、欧米人や西洋人が着ている服がルーツなんです。
逆に、日本人が古くから着ている服であれば、”和服”がありますよね。
和服というのも、まさに日本人の体型・顔に合わせ、日本人のように低身長で顔が平たくても違和感なく、おしゃれに着こなせるように作られたものが、着物なんです。
でも僕らが普段着ている洋服っていうのは、西洋がルーツのものなので、西洋人の骨格・体格に合わせて作られた服なんですよ。
ですから、スーツを一番おしゃれに着こなせるのは、顔立ちがキリッとしていて、身長が高い西洋人なんですね。
これは「ドレスとカジュアルのバランスは7:3」で有名なファッションバイヤーのMBさんも
「男性の一番かっこいい服装はスーツである」
と、おっしゃられるくらい。
とはいえ、遊びに行く時や飲み会の時にスーツを着ていってしまうと
「あれ、仕事なの?」
って思われてしまいますよね。
だからこそ、このスーツスタイルを“いかにカジュアルで崩すか”というのが、おしゃれに見せるための街着のテクニックなんです。
男性のカッコいい服装の条件は「大人っぽさ」があるか
他人が男性の服をカッコいいと思う要素・条件は、
「大人っぽいか、どうか」
が、大いに絡んできます。
そしてスーツは、男性を一番大人っぽく見せる服です。
他にも
・スーツ的なアイテム(革靴、レザーのバッグ、スーツ、Yシャツ、ネクタイ)に寄るほど
・色やデザイン少ないほど
・色がモノトーンによるほど(赤・青・緑などの原色に近いほど、子供っぽくなります)
・サイズがジャストサイズで、タイトであるほど
男性の服は”大人っぽく”見えます。
でも、世の中の9割5分の男性って、みんなカジュアルなんですよ。
足元から上半身まで全部カジュアル。
たとえば、デザインのあるシャツ、柄物のTシャツ、ジーンズ、色の切り返しが多いスニーカー…。
街ゆく人を見ると、そういう着こなしをしている男性が非常に多い。
このように全身カジュアルで揃えてしまうと、どうしても子供っぽく見えてしまうんです。
もしこれがジェイソン・ステイサムみたいな、身長が高くてスラっとしたスタイルの海外の人であったら、それでもカッコ良くは見えるんです。
なぜなら、彼らはスタイルが良いですし、身長も高く、顔の彫りも深いため、何を着てもある程度サマになるんですよ。
でも日本人の平均身長って、だいたい160〜170センチ前後ですよね。
そして、顔立ちも西洋人ほど彫りが深くなく、童顔です。
だから全身カジュアルで組んでしまうと、どうしても子供っぽく、チープに見えてしまうんです。
他人が男性の服を「オシャレだな」と思うのには、「大人っぽさ」が大いに関係します。
だから、我々を一番大人っぽく、かっこよく見せてくれるスーツスタイルを、うまくカジュアルなアイテムで崩してあげる。
つまり、「スーツとカジュアルのバランスを取る」というのが、コーディネートの大事なポイントになります。
そして、このブログで常々僕が提唱しているのは、「スーツとカジュアルの比率を2:1にする」という理論です。
これは身体を上半身・下半身・足元に分けたとき、そのうちの2つをスーツスタイル、残った1つをカジュアルにするというもの。
この比率でバランスを取ることで、大人っぽく、オシャレなコーディネートができるんです。
詳しくは、僕の出しているマガジン『最短で彼女を作る方法』でも紹介しています。

僕は普段、男性の「見た目(身だしなみ)・会話・マインド(自信)」の3つの要素で、コミュニケーション力・恋愛力を上げるための発信をしています。
その中でも特に力を入れているのが、”服装や身だしなみ”について。
そこで僕は常々「女性と一緒に歩いていて、恥ずかしいと思われない服装をしなさい」と話してきました。
服装がオシャレに見えるかどうか、というのは“他人目線”で決まります。
いくら自分が好きな服でも、他人から見ておしゃれじゃなければ、それは相手からは“ダサい”と判断されてしまうんです。
ですから、服の着こなしを考える時は、
他人(デートであれば、相手の女性)からどう思われるか?
を考えるのが非常に大事なんです。
足元をスーツで固めれば、上に何を着てもオシャレに見えるワケ
少し話が脱線してしまったので、話を戻しましょう。
この、スーツとカジュアルのバランスを簡単に組む方法としておすすめなのが、
「足元をスーツスタイルで固めて、上半身だけカジュアルにする」
という、シンプルなやり方です。
具体的に言うと、下半身は黒いスラックス(いわゆる、スーツで着るズボンのこと)を履いて、靴は黒い革靴を履きます。
すると、下半身はスラックスと革靴で「スーツ要素」に固まり、この時点ですでに下半身と足元の2部位がスーツ要素で固まります。
そして、残ったトップス(上半身)は、カジュアルなデザインの入ったTシャツやブルゾン、大き目のシャツにする。
こうすると、自然とスーツとカジュアルのバランスが「2:1」で取れるんです。
下半身と靴がスーツスタイル、上半身だけがカジュアル、という組み合わせですね。
これだけで、簡単におしゃれに見せることができます。





(一部スキニーパンツを履いていますが、黒スラックスとほぼ変わらないので引用しています。
このように、上をカジュアルに、下はスーツで固めるだけで、なんだかオシャレに見えませんか?
しかも、これは低身長の方も大きなメリットがあります。
それは、黒のズボンと黒の靴で足長効果が生まれるからです。
よく低身長の人が、低身長に見えてしまう原因として、ズボンと靴の色がちぐはぐなことがあります。
たとえば明るめのデニムに白スニーカーや派手なスニーカーを履くと、足の境界線が強調されてしまって、足の長さがはっきり見えてしまうんです。
ですがこれを、黒いスラックスと黒い革靴でまとめると、色が統一されるので足が長く見えるんですよ。
試しにやってみてほしいんですが、
僕は身長170cmですが、この組み合わせにすると足が長く見えます。

さらに、上半身をカジュアルにしているので、スーツとカジュアルのバランスが自然に取れる。
だから、誰でも簡単におしゃれに見せることができるんです。
たとえば、
上を最近流行りのビッグシルエットにしてもいいですし、
柄物のちょっと派手な色・デザインのTシャツを着ても全然OK。
秋冬であればレザー、ダウンジャケットを。
柄物のニット
とかもサマになりますよ。
そう、足元をスーツスタイルできっちり固めるからこそ、上にどんなものを持ってきても、「サマになる」んですよ。
アクセサリーをつけると、さらにオシャレに見える。
コーディネートで悩んでいる人は、一度騙されたと思って「黒いスラックス+黒い革靴」のパターンを試してみてください。
トップスは何でも構いません。
極端な話、鬼滅の刃みたいなアニメTシャツとか、ユニクロのTシャツでも、結構おしゃれに見えます。
さらに今っぽい着こなしをしたのであれば、黒いスラックスはジャストサイズで、足のラインが出るくらいの細さにし、Tシャツやトップスは大きめにする、という着こなしです。

こんな感じで、上を大きく、下をジャストにしたY字型のシルエット(Yシルエット)にすると、普通のサイズのシャツよりもオシャレに見えます。
普段よりワンサイズ、もしくはツーサイズ上を選んでください。
たとえば、普段がMサイズなら、LやXLを着るイメージです。
ここにプラスしておすすめなのが、アクセサリーです。
アクセサリーを普段つけてない人って多いと思うんですけど、白Tに黒スラックス・黒革靴というシンプルなコーディネートだと、店頭のマネキンみたいなコーディネートになって、ちょっと物足りなさが出るんですね。
だからこそ、両手首と首の3か所にアクセサリーをつけてみてください。
具体的には
・首にシンプルなネックレス
・片腕に腕時計(左でも右でもOK)
・もう片腕にシンプルなチェーンやバングル
など。

ネックレスはドクロや十字架のような主張が強いものではなく、画像のような細めでシンプルなチェーン、バングルにしてください。
(ドクロや十字架をあしらったものだと、それこそデザインがゴチャゴチャして子供っぽさ、あるいは成金感が出てしまいます。)
オールユニクロのコーデでも、アクセサリーをつけるだけで、かなりおしゃれに見えます。
アクセサリーもZOZOTOWNなどでステンレス素材のもので十分です。安いものなら1000円台で買えます。
腕時計も黒レザーで文字盤が薄く、白いものを選べば10,000円〜15,000円のものでも高見えします。

こんな感じのもの。
オススメは
・ダニエルウィリントン
・フォッシル
などのブランドで、こういったデザインのものを探すと15,000円〜20,000円の価格帯で条件を満たすものを選べますよ。
安い革靴は履くな!
ただし、1点だけこだわってほしいのが「靴」です。
僕はいつも言っているのですが
顔と足元は、体の先端部分なので一番目立つのです。
縦に長い物体(ストローとか、建物とか)を見る時、人はどうしても”先端部分”を見がちです。
東京タワーを見るとき、真ん中よりも先端を見ますよね?
人間の体も縦に長い長方形の形をしているので、同じく顔と足元が一番見られます。
だからこそ、足元の靴が安いスニーカーだったり、合皮の革靴のように安っぽい靴だと、全体のコーディネートの印象も安っぽく見えてしまうんです。
ですから、靴だけはちょっといいものを買ってください。
体感ではスニーカーならば1万円以上のレザーのもの。
革靴であれば2〜3万円以上はかけないとダメです。
そして、これらの条件を満たすオススメのブランドは「PADRONE(パドローネ)」。
ここは、もともとコムデギャルソンなどの有名ブランドのOEM生産(受注生産)をしていた工場が立ち上げたブランドで、クオリティは10万円クラスの革靴と同等にも関わらず、工場直販のために安く、2〜3万円の革靴が揃っています。
春や秋なら普通の革靴やブーツ、
▼秋冬におすすめのブーツ:BL BACKZIP BOOTS
春夏ならば「ダンスシューズ」がおすすめですね。
▼春夏におすすめの革靴:DERBY DANCE SHOES(ダービーダンスシューズ)
通気性が良く、軽くて履きやすいので、夏場にもぴったりです。
逆に黒いスラックスはUNIQLOの感動パンツやGUのトラウザーでOKです。
特にオススメはGUの『テーパードトラウザーSW+E』。
コチラ、なんと2,990円で買えます。
確かに素材感は、高級なスラックスと比べれば劣りますが、黒を選べば全く安く見えないので、オススメです。
僕もオールシーズンと夏用(通気性のいい素材のバージン)含めて8本持っています。
あくまで大事なのは靴であって、靴にさえちゃんと投資すれば、トップスやボトムスは安いものでも全然構いません。
MBさんも仰られていますが
・靴
・バッグ(デートシーンであれば、レザーのトートバッグがオススメ)
以外は、安いもので済ませちゃいましょう。
髪型こそ手を抜くな
そして、最後にもう一つ重要な部分があります。
それは
「髪型」
です。
大抵の人はオシャレに興味を持った時、服ばかりを揃えがちなんですけど、本当に大事なのは髪型なんです。
オシャレさとは、首から足元ではなく、髪型から足元までの“総合点”で決まるんですよ。
点数で言うなら、髪型が80〜90点を占めるくらい大事。
あとの服や靴は、はっきり言ってオマケ程度。
せいぜい全体の10~20点ぐらいです。
ですから、髪型にはちゃんと投資しないと、コーディネートがパーになります。
具体的には、
適切な長さで
アイロンやパーマで動きを出し
ワックスやジェル+スプレーできちんとセットしないとダメです。
そして、年代問わず男性がカッコよく見える髪型は、僕の別記事でも紹介してますが、
「ミディアム〜ミディアムロング+波打ちパーマ」
です。

▼この髪型の作り方、解説はコチラ

髪型をミディアムロングまで伸ばすことで、顔の面積を減らして顔のコンプレックスや輪郭を隠す「アモーダル効果」という錯視効果で、雰囲気イケメンに見せることができるのです。
かつパーマで動きを出すことで、日本人独特の扁平で童顔な顔に立体感が生まれ、よりカッコよく見せることができます。
韓国アイドルや日本の男性アイドルも、短髪じゃなくて髪型が長く、パーマをかけている方が多いですよね。
これも、たまたまではなく髪型で輪郭を隠してより”イケメン”に見せるためなんですよ。
このように
・下半身を黒いスラックス+黒い革靴で固める
・上半身(トップス)はカジュアルにする
・プラスで、アクセサリーを付け
・髪型はミディアムロングまで伸ばし、波打ちの動きを出す
これだけで、顔にあまり自信がなくても簡単に“雰囲気イケメン”になれるのです。
まずはここから揃えてみてください。これで男性の身だしなみは完璧です。
ぜひ、騙されたと思って一度試してみてください。
もっと詳しく知りたい!と言う方は、わたくしKYが、”無料で”男性ファッションから髪型、清潔感を出すまでの身だしなみ 〜 異性同性からモテる会話術 を総合的にレクチャーしておりますので、今後ともぜひ当noteとブログの記事やマガジンをチェックしてください。
▼オススメのマガジンはコチラ
ではまた。