こんにちは。KYです。
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さて、今回は「絶対に抑えてほしい会話の大原則(ルール)」というテーマでお送りします。
今後このマガジンでは 見た目➡︎会話テクニック➡︎自信
という風にコミュ力の3要素(身だしなみ、会話テクニック、自信)を総合的にトレーニングする講義を展開していきます。
ですが、その前に今回、皆さんにはとても大事な
会話の大原則(ルール)
を学んでもらいます。
これは会話の”普遍的なルール”ともいうべき重要なポイントです。
スポーツで言うのならば、スポーツをやる上での”ルール”と同じくらい、守るべき大事なものになります。
そして、今回の会話の大原則は、知っただけでもめちゃくちゃ効果があります。
断言しますが、このルールを知るだけであなたの会話力はすぐに上がります。
正直この大原則を知っている人、意識できている人はほとんどいません。特に僕みたいに言語化できる人はもっといません。
だからこそみなさんが今日の講義内容を知れば、それだけでその他大勢と大きく差別化し、会話が上手くなれる、まさに神回です。(自分で言うのもなんですが…)
それではやっていきましょう。
絶対に守るべき会話の大原則は2つ
絶対に会話で守るべき会話の大原則は、2つです。
それは
・会話のキャッチボールをすること
・話題から逸れないこと(マジカルバナナ理論)
です。
会話のキャッチボールをすること
会話の大原則1つめは、会話のキャッチボールをすること。
「へ?」と思ったかも知れませんが、お付き合いください。
会話というのは、
「相手が喋ったら、自分も喋る。それを繰り返す。」
という行為に過ぎません。
何を当たり前な…と思うかも知れませんが、これを意識できている人は”ほとんど”いません。
「相手が喋ったら、自分も喋る」というのはつまり、自分ばかり喋り過ぎてはいけない。ということなんです。
みなさんも、
・ついつい楽しくなって自分ばかり喋ってしまい「あ…」と気まずくなってしまったり、
・語り過ぎて相手から嫌な顔をされたり、
・相手が喋っている時に遮ってしまったり
といったことをしたことはないでしょうか?
これ、ついついやりがちなんです。どれだけコミュ力に長けている人でも、注意しないとついやってしまうくらい、やりがちなミスなんですよね。
会話というのは、会話というボールを投げ合うゲームなんです。
だから、
・相手が10秒喋ったのならば自分も10秒以内で喋る、
・相手が喋っている時は話を遮らずに最後まで聞く。
といったことを徹底してください。
会話が下手な人・嫌われる人は、よく自分ばかり喋りすぎたり(自分ばかりボールを持ってしまったり)、相手が喋っているのに会話を遮ったり(会話のボールを横取りする)してしまいます。
実際のキャッチボールで言うならば、キャッチボールの時にずっとボールを持っているようなものです。これでは会話は成立しません。
そしてこれは、相手からしたら相当不快です。
だから、自分が喋ったら相手に喋らせる。それを繰り返していくのは会話の鉄則であり、大前提です。
そして、これをできている人というのは意外にも少ないです。全体の7割くらいの人は、どれだけモテて陽キャでも、ついつい自分が喋り過ぎたり、自慢話をしてしまったりします。
だからこそ、この”会話のキャッチボールを守る”という意識を持つだけでも、あなたのコミュ力はグンと上がります。
それも、他の多くの人を差し置いて、です。
ですので、今日から会話をする時はこの”会話のキャッチボール”を意識しましょう。
コツとしては、「なるべく相手にボールを持たせてあげる(喋らせてあげる)こと」を意識すると、つい自分が喋り過ぎるというミスを防げます。
また、つい喋り過ぎたな、と思った場合は「そういえば、〇〇(相手の名前)はどうなの?」みたいに、相手に質問したり会話を振ったりして会話のボールを戻すことを意識すれば、つい喋り過ぎても軌道修正ができます。
そして、相手の話は遮らないこと。
これをぜひ意識的にやってみてください。
すぐには変わらないかも知れませんが、1日、1週間、1ヶ月と意識していくだけであなたのコミュ力は格段に上がるはずです。
話題から逸れないこと(マジカルバナナ理論)
続いて大事なのは、話題から逸れないこと(マジカルバナナ理論)です。
「え、今度はマジカルバナナ?w」と思ったかも知れませんが、考え方は非常にシンプル。
話題から逸れないこと(マジカルバナナ理論)とは、そのまんまで
「今話している話題と関連することを話す。関係ないことは言わない。」
というルールです。
みなさん、マジカルバナナはご存知でしょうか。
「マジカルバナナ♪
バナナと言ったら黄色、
黄色と言ったらヒヨコ、
ヒヨコと言ったらタマゴ、
タマゴと言ったら料理…」
という風にバナナ➡︎黄色と連想されるワードを言っていき、今あることと関連のないことを言ってしまった負け、というルールのゲームですね。
(例えば バナナ➡︎車 のように全く関係ないことを言ってしまったら負け、というルールですよね。)
これは会話でも全く同じことが言えます。
会話では、今話している話題から逸れないことが求められます。
今話している話題から外れてしまう、関連のないことを言ってしまうと、せっかく今話している会話の流れが止まってしまうから、ですね。
例えば友達同士との会話。最近スニーカーを買ったAさんと、それを聞く友人のBさんがいたとしたら、
A「この前スニーカー買ってさぁ」
B「まじで?どこのやつ?」
A「ナイキ。2万もしたんだけど、限定モデルでつい買っちゃってさぁ…」
B「おお、どんなやつか見せてよ」
A「いいよ。ちょうど今履いてるやつ。」
B「おぉ、カッコいいな!」
という自然な流れで会話が進みます。
この会話の例でも
最近スニーカーを買った
⬇︎
ブランドはどこか?
⬇︎
ナイキ。2万円した限定モデル
⬇︎
見せてほしい
⬇︎
今履いている靴。
⬇︎
かっこいい
というように、「最近買ったスニーカー」の話から関連して自然に話題が膨らんでいっているのがわかると思います。
つまり、「スニーカー」という大枠の話題からは逸れておらず、そのおかげで会話がスムーズに進んでいっているワケですね。
しかしこの会話の際、マジカルバナナ理論を無視してしまうと
A「この前スニーカー買ってさぁ」
B「まじで?どこのやつ?」
A「ナイキ。2万もしたんだけど、限定モデルでつい買っちゃってさぁ…」
B「おお、どんなやつか見せてよ」
A「いいよ。ちょうど今履いてるやつ。」
B「おぉ、カッコいいな!そういえば、この前の週刊少年ジャンプ読んだ?」
A「へ…?(え、なんで急にジャンプの話題になんの…?俺のスニーカーの話は?)」
と、スニーカーの話なのに急に「週刊少年ジャンプ」の話に飛んでしまうと、困惑しましよね。
というように、途中で話題が変わり過ぎて、相手が困惑します。
スニーカーの話なのに急に少年ジャンプの話になったら当然困惑しますし、相手は変わり過ぎた話題についていけずに気持ちよく話せないですよね。
そしてこれこそが、「空気が読めない(KY)」と言われてしまう理由です。
空気が読めないと言うのは、言語化すれば
今言う必要がない・関連がないことを言ってしまう、やってしまうミス
のことです。
例えば、
・真剣な話をしているのに急にジョークを言ってしまう
・友達同士の楽しい雰囲気の飲み会で急に政治の話をしだす
など、今起こっている出来事、話している話題とは関係ないことをやってしまうと、上の例のようにその場にいる誰もが
「え、なんで今そんなことするの?(言うの?)」
と困惑してしまい、 空気が読めない(KY) というレッテルを貼られてしまうワケです。
ちなみに会話のキャッチボールとこのマジカルバナナ理論含め、僕が嫌われていた頃は、この2つが全くできていませんでした。
今思えば、
・会話のキャッチボール
・話題から逸れない(マジカルバナナ理論)
を守っておらず、その場をシラけさせたり、他の人に不快な思いをさせていたからこそ、みんなから嫌われていたんだなぁ…と反省しています。
だから、会話ではキャッチボールの原則と同時にこの、「今ある話題から逸れない」ことも、会話ではとても重要になるのです。
会話では、大きな話題から逸れず、その中で関連することに話を派生させていくことが基本になります。
具体的な練習方法としては、
・今話している話題は何か?を常に把握すること
・その話題から関係ないことは言わない意識を持つこと
・もし話題から逸れたな、と感じたら「ごめん、違う話になったわw」という感じで謝って軌道修正を図ること
を、普段の会話から意識するとよいでしょう。
これを意識して会話するだけでも、会話力はだいぶ上がりますし、相手もあなたと喋りやすくなります。
こちらのルールも一朝一夕ではできませんが、コツコツと意識して積み重ねていけば必ず相手からの印象が良くなっていきます。
会話のキャッチボールとマジカルバナナ理論さえ守れば成立するのが会話
会話というのは、思っているよりも至極単純です。
自分ばかり喋りすぎないように適度に「あなたはどう?」と会話のボールを相手に返し、
今話している話題から逸れないことを意識して話す。
これだけです。
つまりみなさんが意識することは
会話のキャッチボール と 今話している話題から逸れないこと
だけ。
この二つを意識するだけでも、会話はグンと上手くなります。
この二つを意識するだけなら、今からでもできそうじゃないですか?
コミュ力が高い人は意識的にしろ無意識的にしろ、確実にこの2つをやっています。
僕は今まで幾多ものコミュ力が高い人、モテる人、友達がたくさんいる人を見てきましたが、真の意味でモテる人はこの二つの大原則がしっかりできています。
(飲み会などの集団会話であれば、あまり喋れていない人に会話を振ったりするなどの気配りができる人もたくさんいます。)
よく、聞き上手はモテる、みたいなことが言われますが、それは
会話のボールをたくさんパスしてもらえて、自分が喋る機会がたくさんできるから、その人と話すのが楽しくていろんな人が寄ってくる
というロジックなのです。
男性でも女性でも、モテる人はこの会話のキャッチボールと、話題から逸れずに話を膨らませる能力が非常に高いです。
逆に、この会話の大原則ができていない人は、パッと見、陽キャ•イケメン、美女だとしても、だいたい嫌われています。笑
(自分ばかり喋ったり、自慢話で話の腰折ったりだとかして、嫌われているイメージですね。)
つまり、この会話の大原則を知っておくだけで、あなたは確実に会話が上手くなるんです。
ぜひ、家族、会社の同僚、友人などと会話する時は、これを意識してみてください。
そして、この会話の大原則は、今後このマガジンとブログで学習を進めていく中で、何度も出る非常に大事な「基礎」です。
今後レクチャーする細かな会話テクニックも、この
•会話のキャッチボール
•話題から逸れない力
ができた上で活きてくるテクニックなので、ぜひ今日の講義から意識的に練習して腹落ちさせていってください。
まとめ
本日のまとめです。
▼絶対に抑えてほしい会話の大原則(ルール)▼
・会話のキャッチボール
・話題から逸れない(マジカルバナナ理論)
▼会話のキャッチボール
相手が喋ったら、自分も喋る。会話はその繰り返し。
だから、自分ばかり喋ってはいけない。
➡︎練習のコツ
・「なるべく相手にボールを持たせてあげる(喋らせてあげる)」ことを意識する
・つい喋り過ぎたな、と思った場合は「そういえば、〇〇(相手の名前)はどうなの?」みたいに、相手に質問したり会話を振ったりして、会話のボールを戻す。
・相手の話は遮らない。
▼話題から逸れない(マジカルバナナ理論)
今話している話題と関連することを話す。関係ないことは言わない。
会話とは、今話している話題で会話を繰り返し、連鎖的に話題が転がっていくゲームのようなもの。
➡︎練習のコツ
・今話している話題は何か?を常に把握すること
・その話題から関係ないことは言わない意識を持つこと
・もし話題から逸れたな、と感じたら「ごめん、違う話になったわw」という感じで謝って軌道修正を図ること
この2つを意識するだけでも、明日からグンと会話が上手くなる。
という内容でしたね。
何度も言いますが、今回話したことは今後講義を進めていく上でものすごく重要な、”基礎的な部分”になります。
今回解説した練習方法で何度も何度も繰り返し練習し、
・会話のキャッチボール
・話題から逸れない(マジカルバナナ理論)
を無意識レベルで出来るように習得していってください。
ではまた次回の講義で。