こんにちは。KYです。
今回は「会話が苦手な人に共通する原因」についてのお話。
その原因の2つが、
「会話のキャッチボール」
と
「話題から逸れない“マジカルバナナ”」
を守れていないから、なのです。
会話は常に”キャッチボール”である。
「会話のキャッチボール」
と
「話題から逸れない”マジカルバナナ”」
このルールを守ることができれば、誰でも会話が上手くなります。
この二つのルールは会話が上手い人、コミュ力が高い人であれば、無意識レベルで知っている・あるいは認識していることなのですが、ここができていないがゆえに会話が苦手な人が、非常に多いのです。
その中でも、
「相手との会話のキャッチボールが下手」
な人が非常に多いです。
たとえば相手が
👨🦱「昨日、サッカーの試合見たんですよね。確か川崎フロンターレの試合で…」
という話をしていたとしますよね。
そうなると、会話が苦手な人は
👱♂️「えっ、俺もそれ見た!面白かったよね」
と言う風に相槌をしてしまいます。
一見、自然な相槌に見えますが、これ、下手打ち(ミス)です。
これは会話のボールを奪ってしまっているのです。
本当は、相手は
👨🦱「フロンターレのプレーがすごかった!」
とか
👨🦱「ファンになった!」
という風に、その続きを言いたかったのかもしれない。
なのに、相手の話を奪ってしまって、言いたいことを潰してしまっているわけです。
また、他にも相手が
👨🦱「どこか好きなサッカーチームはありますか?」
と聞いてくれた際、
👱♂️「実は浦和レッズが好きで、ここが良くて、ここがこうで…」
と言う風に
”1”聞かれただけなのに”10”の情報量で答える人が多いんです。
10秒にも満たない質問を、10分かけて答えてしまう。
これは相手からしたら非常に不快です。
👨🦱「(あぁ、こんな話振るんじゃなかった…)」
と思われて終わりでしょう。
じゃあ、どうすればいいのか。
まず、
「会話はキャッチボールであること」
という意識を常にしてください。
簡単に言うと、相手が10秒話したら、こちらも10秒くらい話し終える。
たとえば相手が
👨🦱「どこのサッカーチームが好きなの?」
って聞いたら、
👱♂️「俺は浦和レッズなんだよね。あなたはどこなの?」
と、同じ質問を返す。
このように、自分が喋りすぎず、
かつ、相手にしっかりボールを返す。
これができる人は、自然と会話が上手いと思われますし、相手も喋りやすいです。
だからこそ、「自分が喋りすぎていないか?」とか、「相手の話を潰してないかな?」ということは、すごく気をつけてください。
会話というのは、至極単純で、
「相手が喋ったら、自分も喋り返す」
という、ただそれだけのキャッチボール形式のゲームなんですよ。
サッカーのような、ボールの奪い合いではないんです。
もちろんその中にも細かなテクニックはあります。
でも、会話の大前提、基本のルールは
「キャッチボール」
です。
これを守れていない人が、本当に多いんですよね。
だからこそ、このキャッチボールというルールを守るだけで、あなたはすぐに、今からでも会話が上手くなります。
コツとしては、👱♂️「(自分が喋りすぎたな)」と思った段階で
すぐに
👱♂️「ごめん、ちょっと喋りすぎた。ところであなたはどうなの?」
という風に、すぐにボールを返す。
そして、もし話を逸らしてしまったり、相手から会話のボールを奪ってしまったと感じたら、すぐにその場で謝る。
ぜひ、友人や同僚、あるいは今度デートする女性と話すときに、意識してみてください。
話題から逸れない「マジカルバナナ」を意識するだけで、”空気が読める”
続いて、守るべき会話のもう一つのルール。
それが「話題から逸れない(マジカルバナナ)」の法則です。
これも至極単純で
「今話している話題と関係ない話をしない」
ということ。
今話している話題から逸れた話をすると、相手にとっては話題がコロコロ変わってしまうため、非常に話しづらいです。
よく空気が読めないと言われる人がやってしまっているミスが、これになります。
空気が読めないと言われる人を観察すると、だいたい
「今話している話題と関係ない話題を突然突っ込んで」
しまっています。
そこで意識すべきが「マジカルバナナ」。
このゲーム、ご存知でしょうか。
たとえば
「マジカルバナナ♪」
「バナナと言ったら黄色」
「黄色と言ったら信号」
「信号と言ったら車」
「車と言ったらスポーツカー」
…みたいな、連想ゲームです。
で、
「スポーツカーといったらネコ」
みたいに、何の関係性もない単語を出したら、負けというゲームです。
会話もこれと同じです。
たとえば、今の話題がサッカーの話だったら、サッカーに関する話しかしちゃいけないんですよ。
「どこのチームが好きなの?」
「サッカー経験あるの?」
「なんでそのチームを応援してるの?」
みたいな、
話題の連想に沿った話だけを続ける。
これが会話の“自然な流れ”なんです。
でも、ここで突然
👱♂️「俺、最近『葬送のフリーレン』っていうアニメにハマっててさ〜」
なんていう風に全く関係ない話を持ち出したら、
相手は
👨🦱「いや、なんで今その話するの?」
と、戸惑いますよね。
だから、「今、自分たちは何の話題について話しているのか」
ということを、マジカルバナナのゲームをやるように、常に意識してください。
今、サッカーの話をしているなら、他の話題はしてはいけない。
そういうルールだと捉えておいてください。
これをするだけでもだいぶ会話力は上がりますよ。
二つのルールを守るだけで、会話はグンと上手くなる
会話の大原則である、キャッチボールとマジカルバナナ。
これは、友達同士の会話でも、
職場の会話でも、
重要な商談でも、
あるいはデートでも、
全ての場面の会話において、大切なルールです。
会話が下手な人は、この基本を無視して話してしまう。
だから、モテない男性がモテない原因って、”この2つのルールを守れていないだけ”だったりするんです。
友達ができない、
人間関係が続かない、
その理由を紐解いていくと、この2つの会話の基本原則ができていないから、ということが意外と多いですね。
僕も今までいろんな人と会ってきましたけど、
「この人、会話が下手だな」
と感じた人は、一方的に喋りすぎていたり、マウントを取っていたり、あるいは自慢話ばかりだったり…。
要するに、自分の話は面白い、目立ちたい、という意識が強すぎて、相手にボールを渡さずに自分がずっーーーーーと喋ってるのです。
昔の僕もそうだったので非常にわかるのですが、今話している話題と全然関係ない話をしちゃって、話題をコロコロ変えてしまう。
で、ある時、女の子から言われたんですよ。
👩「KYくんって、何の話をしても話題をコロコロ変えすぎ」
……って。
だから、
「会話のキャッチボール」と「マジカルバナナ」
この2つの大原則は、本当に気をつけてください。
逆にこの2つのルールを意識して会話している人は、まだまだ少ないです。
たぶん、言語化して知っている人は、ほとんどいないと思います。
だからこそ、この2つのルールを知ってさえいれば、コミュニケーション力は爆発的に変わります。
ぜひ今日から、意識してみてください。
ではまた。