【講義23】フック会話:相手に好きなことを話させる最強話術

こんにちは KYです。

こちらは無料マガジン「最短で彼女を作る方法」の講義内容となります。

今回紹介するのは、前回紹介した「悪共有」と並ぶ、相手から会話を引き出す

フック会話」

という概念・会話テクニックです。

こちらも相手から会話をどんどん引き出し、会話量を増やして相手に「あなたとの会話が楽しい」と思わせる上で重要なテクニックなので、悪共有と一緒にぜひ覚えてください。

それではいきましょう。

目次

フック会話とは

フック会話とは、相手が話したくてたまらない、話出したら止まらないほど好きな話題 のことを指します。

文字通り「フック(引っかかる)」して相手から引き出す会話なので、フック会話ですね。

こちらも元々はナンパ用語なのですが、相手に質問をして話を引き出していく「悪共有」と方向性は同じです。

しかし、「悪共有」との違いは、

・愚痴や悪口などのネガティブな話題を共有するのではなく、むしろ 相手の大好きなこと・頑張っていることを引き出す方向性の会話

という点です。

この フック会話 を見つけられると何が良いのかというと、

・相手からどんどん話を引き出すことで 相手に会話で気持ちよくなってもらい、結果として仲良くなるスピードを速められる

という効果があります。

すごくツンケンしている塩対応な女性でも、実は大好きな趣味・語りたいこと があって、それについて話し始めると止まらなくなることがあります。

もし、その話を 丁寧に聞いてあげながら会話を続けると、「こんなに面白く会話できる人は初めてだ!」と思ってもらえ、結果的にあなたへの信頼が高まるのです。

これが フック会話の力 です。

フック会話の方法・コツ

フック会話のやり方としては、まず 共有スペースや自虐ネタで自己開示(アイスブレイク)をします。

悪共有 では、相手の 仕事、立場、年齢 などから「こういう悩みを抱えているかもしれない」と予測し、話題を振っていましたよね。

フック会話 も基本は同じで、相手が何を好きか、何に楽しさを感じているか を推測しながら話題を振ります。

そのためには、相手の服装や身なり、これまでの会話の内容などからヒントを拾い、それを自然な形で話題にしてみます。

マッチングアプリであれば相手のプロフィールや、メッセージでのやりとりで出てきて盛り上がった話題などからある程度予想はできますよね。

たとえば、マッチングアプリのプロフィールで「旅行が好き」と書いてあったとしましょう。

であれば、「これは盛り上がりそうだな」と思い、デートの現場で

👱‍♂️「〇〇さん、旅行好きなんですか?」

と話を振ります。

そこから

👩「はい!旅行好きですよ」

👱‍♂️「そうなんだ。最近どっか行きました?」

👩「最近は韓国行きました!」

というように、急に相手が楽しそうに話し出すことがあります。

これがフック会話のサインです。

フック会話がヒットした時は、相手の会話の温度感が上がります。

具体的には、それまでよりも話すテンポが速くなったり、声が大きくなったりします。

これがフック会話の際のサインですので、これが見られたら

👱‍♂️「よし、これはフック会話っぽいからこれを深掘りしよう!」

と思ってください。

人は誰しも普段会話をするとき、ある程度は理性でコントロールしていて、あまり一方的に話しすぎないように気をつけています。

しかし、好きな話題になると、ついつい前のめりになり、話すペースが速くなったり声が少し大きくなります

例えば、相手が「韓流アイドルのBTSが好き」だったとします。

その人と会話をしていて、何気なくBTSの話題になった途端

👩「あ、BTSね!」

と急にテンションが上がり、早口になることがあります。

そのとき、

👱‍♂️「もしかして〇〇さん、BTS好きなんですか?」と聞いてみると、

👩「実はめっちゃ好きなんですよ!」という塩梅で会話が盛り上がるんです。

そうなったらあとは、相手の話をどんどん引き出していけばOKです。

フック会話の聞き方・深掘りの仕方

ここからは、フック会話の聞き方について解説します。

例えば、相手がどうやらBTSが好きだとわかりましたが、あなたはをBTSを知らなかったという想定。

こういうとき、

👱‍♂️「自分はBTSに詳しくないし、メンバーもわからないから会話についていけないんじゃないか・・・」

と思うかもしれませんが、まったく問題ありません。

なぜなら、人は自分の好きなものを知らない人に教えたくなる生き物だからです。

みなさんも経験があると思いますが、自分の好きなゲーム、アニメ、漫画ドラマ、スポーツ、あるいは自分が頑張っていること(仕事や学業、スポーツ)などを誰かに紹介したり語る時、すごくワクワクしたことはありませんか?

アニメや漫画、アイドル、ドラマのファンの間では、自分の好きなコンテンツを知らない人に教えることを 「布教」といいますよね。

こういう言葉があるように、人は

「好きなものを語ること自体が楽しい」

のです。

特に、知らない人に自分の好きなことを語って、相手に理解してもらえると、語っている本人はめちゃくちゃ楽しい状態になります。

だからこそ、相手に気持ちよく語らせてあげることさえできれば相手のフック会話の予備知識は要りません。

では具体的に、どうやって聞けばいいのか?

ポイントは 「興味を持って聞く・質問すること」 です。

たとえば、あなたがBTSを知らないなら、

👱‍♂️「僕、BTS全然知らないんですけど、どんなところが好きなんですか?」

と聞いてみます。

すると、相手は 👩「(BTSのよさを伝えたい!)」 という気持ちになり、

👩「BTSってライブのパフォーマンスめっちゃ良いんですよ!」

👩「私はジョングクが好きで…」

👩「聞いたことないなら、まずはbutterって曲がおすすめですよ!」

と、どんどん話し出します。

このとき、あなたは 「そうなんですか!」「え、すごいっすね!」 とリアクションしながら、さらに質問を投げていきます。

例えば、

👱‍♂️「ライブすごいんですか?」

👱‍♂️「ジョングク!(スマホを取り出して)え、めっちゃカッコいいですね。笑」

👱‍♂️「好きになったきっかけとかあるんですか?」

👱‍♂️「(二人でスマホを見ながら)え、この曲めっちゃいいですね!MVかっこいい!」

こうやって自分はあくまで無知であることを出しつつも、興味を持って聞いていけば、会話は無限に広がっていくんです。

つまり、フック会話では 「自分が詳しくなくても大丈夫」 です。

むしろ、相手が話したくなるように質問をすることが大切

逆に、たとえあなたがその話題を知っていたとしても、あまり語りすぎない ほうがいいです。

イメージとしては、会話のボールを相手に渡して、 「相手:自分6:4」➡︎「7:3」というの割合で相手に多く話させていくと、「この人、話してて楽しい!」 と思ってもらえます。

結果として、相手はあなたに 心を開き、信頼を寄せてくれる ようになります。

このように、悪共有ではなく、フック会話を使っても相手と距離を縮める ことができるので、ぜひみなさんもマスターしてみてください。

アイスブレイクでしっかり自己開示するからこそ、相手のフック会話を掘り出せる。

フック会話も前回紹介した悪共有も、相手から話をどんどん引き出す魔法のテクニックなのですが、それ単体では効果を発揮しません。

大事なのは、

フック会話や悪共有の前にどれだけ「自己開示」できたかどうか。

つまり、自虐ネタなどで「この人になら話しても良いかも」と思わせられるかどうか、なのです。

アイスブレイクとして自虐ネタを行うことで、相手が心を開かせ話すきっかけを作る。

そうすることで、「この人にならちょっと話してもいいかな?」という感じで、相手が心を開いてくれる んです。

だからこそ、自己開示や自虐ネタ、そして アイスブレイク という準備が非常に重要なんですよね。

いきなり 「趣味は何ですか?」 と聞くのは、相手が困惑してしまいます。

だから、まずは 共有スペースを作り、少しずつ自虐ネタやアイスブレイクを交えて会話を進める ことが大切です。

その後で フック会話悪共有 が活きてくるので、これらをうまく使っていきましょう。

まとめ


◾️フック会話とは?

  • 相手が「話したくてたまらない」ような、大好きなこと・得意なことに関する話題
  • 話し出すとテンションが上がり、止まらなくなるような話題を指す。
  • ナンパ用語だが、恋愛や日常会話にも応用可能。
  • ネガティブな話題の“悪共有”とは対照的に、ポジティブな話題を深掘りする手法

◾️なぜ効果的なのか?

  • 相手が自分の好きなことを語ることで、会話が自然と盛り上がる。
  • 会話で気持ちよくなってもらえることで、あなたへの信頼が高まりやすい。
  • 特に、普段は無口なタイプでも“フック”が刺さると一気に話し出すことがある。

◾️フック会話の見つけ方

  • 相手の服装・持ち物・プロフィール・過去の会話・メッセージからヒントを得る。
  • たとえばプロフィールに「旅行が好き」とあれば、「最近どこか行きました?」と聞いてみる。
  • フックがヒットすると、相手の声のトーン・テンポ・表情が変わる

◾️聞き方のポイント

  • 自分が詳しくなくても問題なし。知らないことでも素直に聞く姿勢が大事。
  • 相手は、知らない人に「教えたい」「布教したい」という欲求がある。
  • リアクションや質問を交えて聞く:
    • 「それ、どういうところが好きなんですか?」
    • 「ライブってどんな感じなんですか?」
    • 「おすすめの曲とかありますか?」

◾️注意点

  • 自分が知っている話題でもあまり語りすぎない
  • 会話の比率は「相手7:自分3」を意識。
  • 会話の主導権を渡し、相手を主役にすることで「この人と話してて楽しい」と思ってもらえる。

◾️事前準備としてのアイスブレイクが重要

  • フック会話は単体では効果が薄い。
  • 自己開示(例:自虐ネタ)によって、相手が心を開く土台を作ることが前提。
  • 「この人になら話してもいいかな」と思わせてから話題を掘る。
  • 最初から「趣味は何ですか?」と聞くと逆効果になる場合もある。

◾️結論

  • フック会話=相手の心をつかみ、信頼を得るための最強の会話術。
  • 事前の自己開示(アイスブレイク)→フック会話という流れが基本。
  • 相手の好きなことを引き出し、深く語らせることが親密さを加速させる。

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この記事を書いた人

コミュ力向上、人間関係の苦手克服について発信しています。地元で20年間イジメやイジりを受け、告白した子にはフラれ、逃げるように上京。その後オフ会や社会人サークル、街コン、アプリを始め、恋愛やコミュ力向上の情報商材などで8年間で500万投資。現在は自他共に認める”コミュ力おばけ”に。このブログではそんなノウハウを公開しています。

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