こんにちは KYです。
こちらは無料マガジン「最短で彼女を作る方法」の講義内容となります。
今回は前回紹介したアイスブレイクの一つである、「自虐ネタ」について、より詳しく
自虐ネタの方法、作り方、使い方
と題して解説していきたいと思います。
それではいきましょう。
誤解:自虐ネタを言ったから嫌われる、ナメられる
よくある誤解として、
自虐ネタを使ったら、相手からナメられるんじゃないか?嫌われるんじゃないか?
ということがあります。
もし
👱♂️「僕、この前デートをドタキャンされて一人で飯食って帰ったんですよね。笑」
と言った場合でも
👩「(え、ダサ…無理かも)」
とはなりません。
むしろ、自虐ネタでサラッと自己開示をすることで、親しみやすさが増し、相手にとって話しやすい雰囲気を作ることができるのです。
👩「え、ウケるwwww(こういう気さくな話できるんだな。話しやすいかも)」
というった印象になります。
これまでこのブログやこのマガジンで書いてきた会話のキャッチボール、話題から逸れない(マジカルバナナ)のような基本の会話テクニック、そして洗練された身だしなみがしっかりできていれば、
👩「こんなに見た目が洗練されているのに、自分をわざと落として笑いを取ることができる人なんだ。すごいな」
と、相手に良い印象を与え、相手もあなたに心を開いてくれるようになります。
逆に一番ダメなのが
👱♂️「この店、いいでしょ?僕カフェ巡り好きで、インスタアカウント作ってフォロワー1000人くらいいるんですよね。笑」
といった自慢話です。
これをやると
👩「え!すごいですね!(あー出た。こういう自慢話してくるヤツか。帰りてぇ……」
と一気に好意が冷めます。
(この手の自慢話、マウントを取る男の悪口はかなり盛り上がる話題なので、間違い無いです。笑)
よく、モテたい・気に入られたいがあまりに自分を大きく見せる、自慢する、マウントを取る、と言った人が多いです。
例えばブランドのロゴドンTシャツを着て、ピチピチのスキニーにツーブロックで「俺かっこいいっしょ?」みたいな話し方をしたり
予約していた店で「この店どうです?僕イタリアン好きで、結構知ってるんです。今日はお気に入りの店選んだんですよね」などといったオシャレなアピールをしたり。
こういった自慢話、マウントを取る男は特に美女の周りに非常に多いのです。
ですから
👩「えー!すごいですね!(あぁ、またこの手のタイプか…)」
と口にはしながらも内心はものすごく冷めてるんですよ。
逆に自虐ネタで笑わせよう、共有スペースから会話を作ろうという気遣いができる男性は非常に少ないです。
というか、ほとんどいない。笑
だからこそ、自虐ネタを使うことで自慢話をする周りの男とは大きな差別化ができるのです。
差別化ができれば、相手はより
👩「この人は他の人と違って自慢話をしないし、話しやすいな」
と思ってくれます。
年収が高かったりハイスペ、イケメンな男性は、自分のステータスを武器にしますが、ないモノづくしの我々は逆に「恥ずかしい話、自分を落とした笑い」という武器を持っていますから、これを活用しない手はありません。
このような理由から、アイスブレイクとして自虐ネタを積極的に行うべきなのです。
自虐ネタの条件
ただし、人からウケる自虐ネタにはいくつかの条件があります。
以下解説します。
①笑えるものにすること
例えば、黒歴史の話や、生理的に受け付けない内容はNGです。
×悪い例:「足が臭い」「ワキガがひどい」「昔いじめられていた」
➡︎こうした話は、どれだけ面白く話しても相手が引いてしまうため、避けるべきです。
○良い例:「上司のことをお母さんって呼んじゃった話」「極度の方向音痴で知らない店に行ってしまったこと」
➡︎こういう風に、自虐ネタは聞いている側も笑える内容が望ましいです。
②笑えるテンションで話すこと
面白いネタでも、言い方次第で伝わり方が大きく変わります。例えば、ボソボソと暗い声で話してしまうと、せっかくの自虐ネタも面白くなくなります。
×悪い例(つまらない話し方):小さな声で「いや…実はさ…上司のこと、お母さんって呼んじゃってさ…」とボソボソ話す → 面白さが伝わらない
○良い例(笑える話し方):明るく表情豊かに「この前さ、上司のこと、お母さんって呼んじゃったんだよね笑」と、テンポよく話す → 笑いが生まれる
このように、ただ面白い内容を話すだけでなく、相手に伝わりやすい表情・テンションで話すことが大切です。
お笑い芸人がエピソードトークを話すように、表情をつけたり、少しオーバー気味に話したりすると、よりウケやすくなります。
この2つのポイント、
- 「笑えるネタであること」
- 「笑えるテンション・表情で話すこと」
を意識してください。
自虐ネタは作ってもパクってもいい
ただ、どんな自虐ネタでもいいとは言いましたが、
「そんな都合のいい自虐ネタなんてないよ」
と思う人もいるかもしれません。
例えば、僕の鉄板ネタとしては、
- いかがわしいグッズを買ったときに、間違えて実家に送ってしまった話
- マッチングアプリで会った人が実は男性で(いわゆるゲイの人)、二人きりの場で口説かれてしまった話
- 地元で友達の車を運転していたときにミスをして、海に沈めてしまった話
といった、ちょっと過激で笑えるエピソードがあります。
このようなネタは攻めてもOKで、むしろ過激なほうが笑いを取りやすいこともあります。
鋭い笑いを取れるような自虐ネタを話す人は少ないため、こうした話ができると、会話で差別化ができますし自己開示が効きます。
とはいえ、こんなぶっ飛んだ話はそうそうないですよね。笑
でも大丈夫です。
自虐ネタは作ってもいいし、人の話をパクってもOKなんです。
実は、先ほどの3つの話、どれも僕自身の実体験ではありません。
- 実家にいかがわしいグッズを送ってしまった話 → これは完全な作り話です。思いついただけのフィクション。
- マッチングアプリで会った人が実は男性だった話 → これは、昔脱毛サロンに通っていたときに、施術スタッフさんから聞いた話をアレンジしたもの。
- 友達の車を海に沈めた話 → これは本当に地元の友達が体験した話ですが、それを自分のエピソードとして使っています。
つまり、自虐ネタは必ずしも自分の体験である必要はありません。
大事なのは、
- 生理的に無理な話や黒歴史ではなく、笑える話にすること
- 笑えるテンションで話すこと
なのです。
だからこそ、パクっても作っても良いです。
・思いついたネタを記憶したりメモしたりして、使えるようにしておくこと
・もしスベったら「今のなしで笑」「え、スベった?笑」と軽く流すこと➡︎これならたとえスベっても笑ってもらえます。なので怖がらずに自虐ネタを言いやすくなります。
このようにして、怖がらずにどんどん使ってみることが大切です。
目的は「相手に心を開いてもらうこと」なので、自分のエピソードにこだわる必要も、本当のことを言う必要もありません。
あまりに露骨な嘘だとバレそうな話はやめておいた方が賢明ですが、作った話でも、他人の話でも、使えそうならどんどん取り入れていきましょう。
自虐ネタの種類
自虐ネタには、大きく分けて「エピソードトーク型」と「差し込み型」の2種類があります。
① エピソードトーク型
これは、いわゆる小話として話すタイプの自虐ネタです。
例えば、
👱♂️「実は僕、この前いかがわしいビデオを買ったときに、間違えて実家に送っちゃって…」
といった感じで、こちら側から話す短いエピソード的な自虐ネタです。
② 差し込み型
こちらは、会話の流れ・相槌に合わせて自然に自虐ネタを入れる方法です。
例えば、デートしている相手の女性に
👩「KYさん、昔陸上部だったんだ!すごいですね!」
と褒められたとします。
普通の人はだいたい
👱♂️「いやー、まあ、足は早かったですよ(笑)」
みたいに、ちょっとカッコつけたりしてしまいますよね。
でも、ここで
👱♂️「いや、実は俺、球技が全然ダメで、消去法で陸上部になっちゃったんですよ(笑)」
こうすると、相手が
👩「え、そうなんですか?(笑)」
とリアクションしやすくなり、笑いが取れて、相手に「この人話しやすいかも」と思われるのです。
自虐ネタの活用シーン
エピソードトーク型を使う場面は
- 会話がまだ温まっていないアイスブレイクの時
- 会話が沈黙してしまったとき
です。
ただ、注意点があって自虐ネタは必ず「事前に話していた話題に関連すること・共有スペースから発展したもの」である必要があります。
例えば、まだ会話が盛り上がっていない段階で
👨「今日、あいにくの雨ですね〜」
👩「ほんとですね〜。」
👱♂️「・・・」
👩「・・・」
👱♂️「そういえば、この前、上司のことをお母さんって呼んじゃったんですよね。笑」
👩「え?あ、はぁ」
と言う風に脈絡なく関係ない自虐ネタを突然言うと相手が「?」と困惑します。
だからこそ、今話している話題に関連した、話題から逸れない形の自虐ネタをチョイスする必要があります。
例えば、デートの初対面で天気の話から会話が始まった時、
👨「今日、あいにくの雨ですね〜」
👩「ほんとですね〜。」
👨「僕、雨男だから多分僕のせいなんですよね。笑」
👩「そうなんですか?笑」
👨「うん。僕、修学旅行でも友達との旅行でも僕が参加すると毎回雨で、逆に僕が風邪とかで休んだ時はめちゃくちゃ快晴だったから、絶対僕のせいなんですよ。笑」
👩「www」
みたいな感じです。
天気ならば天気に絡んだ自虐ネタ。
スポーツならスポーツ、
お店の話ならお店まで来た経路や、ちょっと拡張して「自分が方向音痴で、散々迷ってきた」みたいに
必ず、「その前までに話している話題」に絡めた自虐ネタにしてください。
天気の話なのにいきなり
👨「そういえば、この前、上司のことをお母さんって呼んじゃってさ…」
と言ったら相手は
👩「?」
と困惑することは、わかりますよね。
差し込み型を使う場面は
- 相手の発言に対して自然に返すとき
です。
例えば、今いるレストランについて話している場面。
👩「このお店、ちょっと分かりづらいですよね」
と言ったときに、
👱♂️「ですよね。僕、方向音痴だから全然関係ない店行っちゃいました(笑)。」
みたいに、相手の話に”相槌を打つのと同じ感じ”で挟むのが、差し込み型の自虐ネタです。
要は、話題から逸れない(会話のマジカルバナナ)ように話の流れを壊さずに、自虐ネタを自然に入れることがポイントです。
このテクニックを使えば、冷めかけた会話を温め直すこともできるし、段々と自己開示していくこともできます。
特に「差し込み型」の自虐ネタは、小さなジャブを打つように、会話の中に少しずつ自虐ネタを入れていくスタイルです。
例えば、会話で昔やっていたスポーツについて話している時。
👩「KYさんは昔スポーツとかやってました?」
👨「僕は陸上やってましたね〜」
👩「え、陸上?すごいですね!」
👨「いや、実は球技が苦手で…全部逃げた結果、陸上部になっちゃいました(笑)」
という感じに相手の話に答える形で自虐ネタを差し込みます。
これに対して相手が
👩「そうなんですか?でも陸上ってすごいですよね!」
と返したら、さらに、
👨「いやいや(笑)、でも今やってるボルダリングも球技じゃないからね!笑」
というふうに繋げていくことができます。
こうして自虐ネタを差し込むことで、相手に「この人、面白いな」「親しみやすいな」と思ってもらいやすくなります。
相手も心を開きやすくなり、相手に「そういえば○○さんはスポーツ得意なんですか?」といった質問をした際、相手が答えてくれる会話量も増え、よりパーソナルな話題にも発展しやすくなるのです。
これが、エピソードトーク型と差し込み型の違いです。
使い分けができると、初対面の人でもスムーズに会話が弾み、最速で仲良くなることができます。
ちなみに、僕自身もこのテクニックをよく使っています。
このテクニックは、慣れるまではシミュレーションが大切です。
ですから積極的に友達や親しい人との会話で試してみると、自然に使えるようになります。
実際に試してみると、「あ、この話はウケるな」と実感すると思います。
ウケなければ次回からやらなければいいだけです。
また、1人でも練習できますよね。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、現場でスッと言えるようになるので、1人でのシミュレーションは非常に効果的です。
例えば、お笑い芸人の人がバラエティで話すシーンを見て、その喋り方やテンポ、テンション、表情を何度も鏡を見ながら、あるいは独り言で練習するんです。
地道なことですが、ナンパ師の人もよくやっている練習方法なので、ぜひ実践してみてください。
まとめ
◾️自虐ネタは好印象を与えるテクニック
- 「自虐ネタを言うとナメられる・嫌われる」は誤解。
- 自虐ネタでの自己開示は、親しみやすさ・話しやすさを生む。
- 清潔感・基本的な会話力がある前提なら、むしろ好印象になる。
◾️自慢話は逆効果、自虐ネタで差別化
- 自慢話は好感度を下げる。
- 自虐ネタを言える男性は少なく、周囲と大きく差別化できる武器になる。
- ステータスがない人ほど「自分を落として笑いを取る」が効果的。
◾️ウケる自虐ネタの2つの条件
- 笑える内容であること
- NG例:臭い・病気・過去のいじめなど、生理的・重すぎる内容。
- OK例:方向音痴・上司を「お母さん」と呼んだ等の軽い失敗談。
- 笑えるテンション・表情で話すこと
- 暗く話すとウケない。明るくテンポよく、表情豊かに。
◾️自虐ネタは「作ってもパクってもOK」
- 自虐ネタは実話でなくてもよい。
- 他人の体験談を自分の話として使うのもOK。
- 大切なのは「笑える話」+「笑える話し方」。
◾️ウケなかった時のリカバリー方法
- 「今のなしで笑」「え、スベった?笑」など軽く流すことで場が凍らない。
- 恐れずに挑戦することで経験値が貯まる。
◾️自虐ネタの2つの型
- エピソードトーク型
- 小話として自分から話す。
- アイスブレイクや沈黙時に効果的。
- ただし、今の話題に関連した内容に限定することが大前提。
- 差し込み型
- 相手の発言への返しや相槌の中に自然に入れる。
- 会話の流れを壊さず、マジカルバナナのように話題を繋げるのがコツ。
◾️実践シーンと注意点
- いきなり脈絡のない自虐はNG(例:「雨ですね」→「上司をお母さんと…」は違和感)。
- 話題の流れに合ったネタを差し込むとウケやすく、自然に自己開示できる。
- 「共有スペース」から広げると相手も乗りやすい。
◾️練習と習得のコツ
- 最初は友達との会話や独り言で練習するのがオススメ。
- お笑い芸人の喋り方・表情・テンポを真似てシミュレーション。
- 「どのネタがウケたか」を把握して、実践に活かす。
◾️目的は「相手に心を開いてもらうこと」
- 本当の話である必要はない。
- 自分をよく見せるより、「この人、話しやすい」と思ってもらう方が重要。