あなたの会社の若手が、飲み会に来たがらない理由はコレ。

こんにちは。元ナンパ師のKYです。

 

最近、「若者の会社の飲み会離れ」という話題をよく聞きます。

「職場の人と飲み会行きたくない」とか、そういう人多くなりましたよね。

(僕も正直、前のすごいブラック企業では飲み会なんて全然行きたくなかったんですけど…。)

ただ、僕に言わせれば、「会社の若手が飲み会に来ない」本質的な理由はもっとシンプルです。

 

なぜ若者、なぜ人はあなたと飲み会に行きたがらないのか

 

それは、あなたの話がつまらないから。

間違い無いです。

武勇伝だったり、自慢話だったり、愚痴だったり…。

若者の話を聞いたつもりになっていても、

「まあそういうこともわかるよ。でもこれからも頑張ったほうがいいよ。俺だってこうだったんだから、絶対良くなるよ」

みたいな、自分の経験談にすり替えてしまう。

 


結局、「若い人が飲み会に来ない!(プンプン)」という人を観察していると、会話のボールを全部自分のところに持ってきてしまっている人が多いです。

だから若い人たちは、会社の飲み会が嫌だから行かないんじゃなくて、

 

「あなたと話しても、つまらないから行きたくない」

だけなんです。

 

そこを履き違えては何も解決しません。

僕自身、前の職場はすごいブラック企業で、社員が17人くらいしかいませんでした。

ものすごくアットホームな雰囲気ではあったんですけど、最初は会社の飲み会がすごく好きでした。

先輩から学ぼうとか、そういう志も持っていましたからね。

でも、そのうち飲み会が嫌になりました。

 

社長と役員が大の飲み会好きで、仕事で疲れているのに、夜8時から深夜1時、2時、ひどい時は3時までやるような会社でした。

しかも、上司や先輩は会話のボールを全部自分たちで支配して、「俺たちっていい仕事してるよな!なあ!じゃあ頑張ろうぜ!」みたいな、カルト教団の聖典でも聞かされているんじゃ無いかと思うような飲み会。

僕ら後輩が愚痴を言っても、必ずいい話の方向にすり替えられてしまうか、説教される始末。

だから、とてもじゃないけど自分の本音や不満を話せない雰囲気でしたね。

そんな状況だから、僕はだんだん会社の飲み会が嫌になって、次第に行かなくなりました。

 

逆に、今の職場の飲み会は好きです。

年に2回しかないっていうのもありますけど、一番の理由は「どんなに役職が上の人でも、僕たちに話をさせてくれる」から。

今の職場の上司や先輩は、自分たちの話をほとんどしません。

こちらから「〇〇さん、どうだったんですか?」って聞かない限り、話さないんです。

そして、僕らが話した内容をめちゃくちゃ丁寧に深掘りしてくれる。

だから僕の同期も、みんな飲み会への参加率が高いですね。

嫌われる人を見ていると、「自分ばかり喋る人が多い」と感じます。

ですが、モテる人は逆に、何歳になっても会話のキャッチボールをして、話を聞いてくれるんです。

    

そういう”コミュニケーションの根底部分”がしっかりしているような人がいる職場は、飲み会に参加する若手も多いですね。

   

普通に考えてみてください。

全然話を聞いてくれず、自分の話ばかりする人とご飯を食べるって、相当苦痛じゃないですか?

でも、世間的な「会社の飲み会」のイメージは、“話を聞いてくれない上司・先輩・おじさんが多い”というものになってしまっている。

    

だから新卒の社員なんかは、「飲み会」というキーワードを聞くだけでアレルギー反応が出てしまう。

これが、今の”飲み会離れ”の大きな原因です。

つまり、すべては「あなたの話がつまらないから」。

そして、つまらない理由は「あなたがしゃべりすぎだから」です。

    

もし若い人ともっと交流したいと思うなら、まずベチャベチャと話そうとしないでください。相手の話を聞くようにしてください。

   

普段の仕事中、会話のキャッチボールをちゃんとしていますか?

職場の雑談で永遠に喋り続けていませんか?

まさか、長々とお説教ばかりしていませんよね?

    

もちろん、仕事のミスを叱るのは必要です。

でも、それもコンパクトに。

長々と余計な言葉を重ねて叱っても、相手にとってプラスにならないどころか、関係性を悪くするだけですから。

なんでも簡潔に。

そうすると相手も「なんかこの人、最近変わったな。」と感じるようになります。

だから、まずはあなたが「相手の話を聞く人」にならないと、相手は飲み会の場に来てくれません。

これは飲み会に限らず、他の人とのコミュニケーション全般に言えることです。

もしあなたが結婚されているならば、奥さんや家族との会話もそうだし、取引先のお客さんとの話、はたまた、あなたの上司とのやり取りもそう。

ぜひ意識してみてください。

    

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この記事を書いた人

コミュ力向上、人間関係の苦手克服について発信しています。地元で20年間イジメやイジりを受け、告白した子にはフラれ、逃げるように上京。その後オフ会や社会人サークル、街コン、アプリを始め、恋愛やコミュ力向上の情報商材などで8年間で500万投資。現在は自他共に認める”コミュ力おばけ”に。このブログではそんなノウハウを公開しています。

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