こんにちは。元ナンパ師のKYです。
みなさん、恋愛活動は順調ですか?
僕は日頃、この「コミュ力向上キャンプ」にて無料マガジン『最短で彼女を作る方法』をはじめ、恋愛やコミュニケーションの指南を行っています。
ですが、マッチングアプリでも普段の女性との会話でも、「わかってはいるけど上手くしゃべれない」「デートで緊張して何も言えなくなる」なんてことは、誰にでもあると思います。
わかります。それはどんなナンパ師でも通る道です。
そういった方にオススメなのが、会話のロープレ――いわゆる“シミュレーション”です。
ロープレとは「ロールプレイング(Role Playing)」の略で、営業マンなどが営業トークの練習で行う「シミュレーション」のことです。
そしてこれは、恋愛のトーク強化でも十分に使える練習法です。
ロープレの練習には、いくつかの方法があります。
・一人で会話を想定(イメージトレーニング)しながら、一人でしゃべる
・ネット上などにあるナンパ師の会話録音、あるいはテレビ番組などの面白い発言・トーンを後追いで真似して喋る
この2つです。
まずひとつ目の「一人で会話を想定(イメージトレーニング)しながら、一人でしゃべる」について。
これは、デートなどの会話を想定して「相手がこう喋ったら、自分はこう返そう」と空想することです。
傍から見ると滑稽に見えるかもしれませんが、一人でやる分には誰も笑いません。
ですから、声が出せるなら自室で、できればデート時の服装を着て、髪をセットし、緊張感を出してデート会話の空想をします。
また、そこまで本格的にやらなくても、日ごろから人の会話を見たり聞いたりして「これは現場で使えそうだな」と思ったら、頭の中にメモしてインプットしておくといいです。
もうひとつは「ネット上などに転がっているナンパ師の会話録音、あるいはテレビ番組などの面白い発言、トーンを後追いで真似しながら喋る」という練習法です。
ナンパ界隈では、ストリートでの声掛けやデート中の会話録音教材は、今も昔も王道の商材です。
(※合意のない録音は違法になりかねませんので、僕自身は販売する予定はありません。)
ですが、現在では現役ナンパ師などの会話がYouTubeでもゴロゴロ転がっています。
それを聞いて、後追いで喋ってみてください。
解説がなくても構いません。後追いで喋るだけで十分です。
コツとしては、
・声のトーン(低さ)
・テンション(会話のテンポや声の大きさ)
・沈黙の作り方
を意識すること。
また、僕のブログで何度も言っているように、
・会話のキャッチボール(マジカルバナナ的な話題のつなげ方)
・共有スペース
・悪共有
・フック会話
・自虐ネタ、または自分を落とした笑いを入れるポイント
・相手へのイジりの入れ方
などを意識して聞いてみてください。
「あ、これってKYさんが言っていた悪共有だな」
「これ、身の回りにある共有スペースから会話を作ってるんじゃね?」
と、気づくポイントが多々あるはずです。
ナンパやトーク練習のオススメは、えびすじゃっぷさんの動画ですね。
昔は「ナンパしてみた系」の動画をたくさんUPしていましたし、今も美人・ハイスペックな女性との絡みが多い企画をしているので、会話練習にはもってこいです。
ちなみに、ナンパ師やホストもこういう練習は当たり前のようにやっています。
僕も過去に購入した録音教材を通勤中にイヤホンで聞きながら、シャドーイング(口パクで再現すること)の練習を死ぬほどやっていました。
また、バラエティ番組でのお笑い芸人のトークは、自虐ネタのモデリングに最適です。
『アメトーーク』や『ロンドンハーツ』などのMCとひな壇芸人の掛け合いでは、短時間で“フリ→オチ”の効いた話をしなければなりません。
自虐ネタも、フリから予想を裏切るオチで笑いを取るため、その際の芸人さんたちの身振り手振り、声のトーン、テンション、テンポの速さなどは非常に参考になります。
もちろん、デートの現場では声が大きくなりすぎたり、テンションが高くなりすぎないようにチューニングが必要ですが、それでも非常に勉強になります。
そしてもうひとつ、ラジオ番組もおすすめです。
特に深夜ラジオ。
『オールナイトニッポン』や、ハライチさん・King Gnuさんのラジオなんかは非常にトークの参考になります。
深夜ラジオは、ゴールデン番組と違って出演者が1人〜2人なので、喋る量が多く、深いトークが求められます。
しかも深夜という時間帯ゆえ、よりディープでシュールな笑いの空気(いわゆる“内輪ノリ”)が生まれやすい。
これって、実は「1対1のランチデートの空気感」にすごく近いんです。
あまり深夜ラジオを聞いたことがない人にもわかりやすく言うと、『月曜から夜ふかし』の雰囲気に似ています。
マツコ・デラックスさんと村上信五さんが出演し、街頭インタビューなどにツッコミを入れるあの番組ですね。
あの時の、マツコさんと村上さんの「お互いをイジり合う雰囲気」こそが、僕が何度も言っている「冗談を言い合える関係」なんです。
村上さん、ことあるごとにマツコさんからイジられていますよね?
そしてその影響か、世間では「村上さん=イジられキャラ」というイメージが定着しています。
ただ、僕の読みでは、これは村上さんの巧妙な“ブランディング”だと思います。
深夜ラジオもこれに近い雰囲気の喋りが続くので、
・村上さんの表情、声のトーン、テンポ、自虐・笑いの入れ方
・ラジオでのトーク(イジられた時の返し、相槌の例えの秀逸さ、言葉のチョイス)
を聞いて、真似してみるのは非常におすすめです。
それだけでなく、日ごろからテレビ・バラエティ・YouTubeなどのコンテンツを見る際は、
「この発言の意図は?」
「なぜここで笑いが起きたのか?」
まで観察してみてください。
これができるようになれば、マジで情報商材なんていりません。