こんにちは。元ナンパ師のKYです。
よく「嫌なことは断ろう」と言われますが、実際にそれができる人は少ないです。
残業を頼まれても断れない
有給を取りたいけど理由を言わないといけない気がして言い出せない
嫌な誘いを断れない
そんな人は多いと思います。
実際、僕もどちらかというとそっち側の人間でした。
今でも少しそうかもしれません。
これ、なぜ断れないのかというと、
「断った後の未来」を想像してしまうから
です。
「嫌です」と言った後に「え、なんで?」と言われたらどうしよう、その反応が怖い。
特に繊細な人は頭が非常に良いが故に未来が見えてしまうため、相手の「え、なんで?」という反応が頭の中に浮かんでしまうんです。
でも、断るのが上手な人はその未来を見ていません。
理由を考えず、シンプルに断る。
これって勇気というより、訓練なんですよね。
だから、「断るのは簡単ですよ」「技術があれば誰でもできます」と言う人もいますが、元ナンパ師の僕からすればハッキリ言って、“断る”というのは高度で難しいコミュニケーション技術なんですよ。
たとえば、あなたの大親友に「久々にカフェでも行こうよ」と誘われたとしましょう。
で、行ってみたら知らないツーブロックのジャケパン男が2〜3人。
ベルトのバックルにはルイ・ヴィトンのロゴ。
いかにも“稼いでます”感を出している。
そんな人たちに囲まれて、
「このビジネス一緒にやらない?」
「いま始めれば、将来不労所得で生活できるよ」
「君の将来のためになるよ」
と言われたら……断れますか?
多くの人は「いや、そういうの興味なくて」と理由をこねくり回して断ろうとします。
でもそれを言うと、相手も「いや、このビジネスは絶対儲かるから。」「誰でもできるから。」と、同じように理由で押し返してきます。
結局、営業という仕事が成り立つのは「人が断れない心理」を利用しているからなんです。
もう一つ例を出しましょう。
好きでもない人に、みんなの前で告白された時。
断れますか?
断ったとして、相手から「どうして?」と聞かれて理由を言えますか?
このように、断るという行為は本当に難しいんですよ。
有給申請も、残業を断ることも、友人からの誘いも、すべては“断るスキル”の問題なんです。
だからまず最初に持つべき認識は
「断ることは本来、とても難しい」ということ。
これを「簡単」と思ってしまうと、「そんな簡単なこともできない自分はダメだ」と自己嫌悪に陥ります。
「簡単」と言っている人にとっては簡単でも、あなたにとって簡単とは限りません。
僕も、妻の実家が近いこともあって、急にご両親に来られたり、出かける用事に誘われたりしても断れなかった時期がありました。
そう。断るというのは、本来ものすごく難しい”テクニック”なんですよ。
「断るのは難しい。だから断り方をちゃんと学ぼう、練習しよう。」
と思わない限り、ずっと自己嫌悪のループから抜け出せません。
で、ここからが具体的なテクニックですが、
次に大事なのが、「理由は相手から聞かれるまで言わない」ことです。
断る時に理由を言ってしまうと、相手に“付け入る隙”を与えてしまうからです。
(これ、2ちゃんねる創設者のひろゆきさんもよく言っていますね。)
ただ、理由を言わずに断るのは難しいですよね。
だから、念のために理由を聞かれた時のための理由(言い訳)を用意しておきましょう。
たとえば残業を断る時。
「今日は残業できません。」
「え、どうして?」
そう聞かれた時に、「妻と早く帰る約束があって」とか「子どもの体調が悪くて」とか、自分が言いやすい理由を準備しておく。
そして、さらに踏み込まれた時のために、2〜3往復くらいの想定問答を考えておくんです。
👨「今日は残業できません。」
👨🦰「え、なんで?」
👨「妻と早く帰る約束をしていて。」
👨🦰「でもこの仕事の方が大事じゃない?」
👨「そうだと思うんですけど、明日朝早く来てやりますから、なんとか今日は帰らせてもらえますでしょうか。」
このように“理由+代替案”をセットで用意しておくんです。
ただし、これは相手に聞かれた時だけ言えばいいので、最初から理由を説明する必要はありません。
だからこそ、まずは「ごめんなさい。今日は残業できません。」だけで止めてみてください。
案外、これで突っ込まれないです。
そして、これを繰り返すうちに、相手の中で「この人は残業を断る人だ」というキャラが定着します。
これが非常に大事な“ブランディング”なんです。
「この人は断る時に理由を言わない人」「この人はドタキャンするタイプ」など、ある程度キャラが立つと、断りやすくなります。
逆に「いつも何でも引き受ける人」になってしまうと、いざ断る時に「え、この前はできてたじゃん」と言われてしまって断りにくくなります。
だから日頃から少しずつ断る練習をするのがオススメです。
・あえて有給を取ってみる
・残業を断ってみる
この時も「理由は言わない」「理由は聞かれた時のために用意しておく」。
これを繰り返すことで、「断る」という行為が自然になっていきます。
要は、断りやすくするためのキャラ作り=ブランディングをしていくんですよ。
理由も用意せずにいきなり「ノー」と言うのは難しいです。
だから、最初は失敗してもいい。
断れなかったとしても、「断ろうとした」という事実が積み上がっていきます。
その分、次に同じ人から誘われても、断りやすくなります。
相手も「この人は断るタイプ」と認識していくからです。
この積み重ねが「断る技術」を磨いていきます。
慣れてくると、初対面の人にも自然に断れるようになります。
まとめると、
• 断るのはすごく難しいこと
• だからこそトレーニングが必要
• 理由は聞かれた時だけ言う
• 突っ込まれたら代替案を出す
• 断れなくても「断ろうとした」という印象は確実に作れる
この繰り返しで、断る力は確実に上がっていきます。
嫌な誘いをバシバシ断れるようになれば、無駄な時間を過ごさなくても良いし、気を遣う必要も無くなっていくので生きやすくなりますよ。
ではまた。
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