
こんにちは。KYです。
https://ky2blog.com/profile/
こちらは無料マガジン「最速でコミュ力を上げる方法」の内容となります
▼ブログ版はコチラ
https://ky2blog.com/https-ky2blog-com-free-magazine-fast-friend-making/
▼note版はコチラ
https://note.com/ky2blog/m/mba1d324d9e72
▼前回記事はコチラ


今回のテーマは、「共有スペース」について。
前回は、初対面同士でまだ会話が弾んでいない状態で使える会話テクニック として、「共有スペース」を紹介しました。
前回もお話ししたのですが、最初のアイスブレイクの段階、お互いの素性がまだわからない状態で、会話のきっかけを作るために 「自分と相手の間で見えているもの(共有スペース)」 から会話を作っていきましょう、というお話をしましたね。
今回はその共有スペースについて更に詳しく講義します。
それでは、始めていきましょう。
おさらい:共有スペースとは
まず、前回のおさらいですが、「共有スペース」とは、
相手と自分、もしくは複数人の間で共有しているもの(例えば、場所、物、思い出、記憶、考えなど)
を指します。
相手と自分が知っているもの、把握しているものから話題を作ることで、会話のきっかけを作りやすくなるんでしたよね。
例えば、あなたが マッチングアプリで知り合った女性と初めてデート するとします。
カフェでのデートの場合、その場には 椅子やテーブル、店の雰囲気、店員さん、メニュー、料理 など、二人が 共有できるもの がたくさんありますよね。
これらは全て「共有スペース」となります。
共有スペースを知っておくと何が良いのか?
共有スペースを知っておくとどういうメリットがあるのか?
それは 会話のきっかけに困らなくなる という点。
初対面で共通点がなく、相手のことをよく知らない状態では、会話をどう切り出すか迷うことがありますよね。
しかし、このとき 共有スペースに目を向ける ことで、スムーズに会話を始められます。
例えば
- 「このテーブル、ちょっとグラグラしませんか?」
- 「この椅子、座りにくくないですか?」
- 「このカフェ、雰囲気いいですね。」
- 「あの店員さん、ちょっとカッコよくないですか?」
- 「メニュー、ちょっと見づらくないですか?」
さらに、相手のグラスが空になっていたら、
- 「次、何を飲みますか?」
ここから 相手のドリンク➡︎相手の好みに話を広げることもできますよね。
例えば、相手が ジンジャーエールを注文 したら、
- 「よく飲むんですか?」
- 「僕もそれにしようかな。」
このように 会話を自然につなげることができる のが「共有スペース」の力です。
これを活用すると、沈黙に困ることがなくなり、会話のきっかけを無限に作ることができます。
初対面でありがちな会話のミス
初対面の場では、緊張のあまり 何を話せばいいかわからず 声が上ずったり、つい
「仕事は何をしているんですか?」
「どこから来たんですか?」
といった ありきたりな質問 ばかりする人が多いです。
また、会話に慣れていない人がやりがちなのが、場にそぐわない唐突な話題を振ってしまうこと です。
例えば、僕が昔やってしまった失敗ですが、部活が一緒だった女子に緊張のあまり 「あ、あの・・・エウレカセブンってアニメ知ってる?」 と急に聞いたことがあります。
そのとき、相手に 「は?」 という反応をされてしまいました…笑
このように 相手の興味を考えずに話題をふると、会話が続かない ことが多いです。
しかし、「共有スペース」を意識すれば、こう言う時でも会話に困ることがなくなります。
例えば先ほどの部活の女子との会話では
- 「そのバッグどこで買ったの?」
- 「最近、部活の他の女子とはどう?」
- 「今日の練習ダルくなかった?笑」
- 「そういえば〇〇先輩って、いつもあんなに厳しいの?」
このように 目の前にあるもの・あるいは二人で知っていることを共有スペースとして活用する ことで、沈黙を避け、スムーズに会話を展開できます。
共有スペースを活用すれば無限に会話ができる
「共有スペース」を知っておけば、理論上は無限に会話を続けることができます。
それは共有スペース、つまりは身の回りにあるもの・お互いが知っていることから会話のきっかけを作れるから、ですね。
身の回りにあるコップや食器、相手の服装、天気、店の雰囲気、気温、椅子、テーブル、さっき話したこと・・・
これら全てが共有スペースなので、理論上は会話が途切れないわけです。
そして、人間は 知らないことや想像できないことには反応しにくい 生き物です。
特に女性は、その傾向が顕著に表れます。
例えば、 「エヴァンゲリオンって知ってる?」 と話題を振ったとします。
もし相手がエヴァンゲリオンを知らなかったら、確実に「え、何それ? (急にキモっ…)」 という反応をされます。
しかし、相手が知っていれば、「知ってる! 面白いよね!」 となり、会話が盛り上がります。
つまり、ほとんどの場合、相手が知らない話題をいきなり振ると、困惑させてしまう ことになります。
会話が上手い人は、このことを意識的にしろ無意識的にしろに理解している ため、そういう話題の振り方をしません。
だからこそ、話題に困ったら、まず身の回りにあるもの(相手の服装、店の雰囲気、食べ物など)を観察して、そこから会話を作ってみてください。
困ったら共有スペースから会話を作る。
これさえ覚えておけば、沈黙が過度に怖くなくなるはずです。
共有スペースの応用編
ここからは少し共有スペースの具体例を出していこうとおじょいます。
例えば、知らない人と二人きりになった場合。
あなたの 友人Aさんが、あなたが知らない女友達のBさんを連れてきました。
しかし、Aさんがトイレに行ってしまい、あなたとBさんだけが残されることに…。
こういうとき、 「何を話せばいいのかわからない」 という気まずい空気になりますよね?笑
でも、ここで 共有スペースを活用 すれば、スムーズに会話を始められます。
例えば
✅ 相手のグラスが空いている場合
👨(あなた)「次、何か飲みますか?」
👩(Bさん)「ビールにしようかな。」
👨「え、3杯目でビールってすごいですね。笑」
👩「え、変ですか?笑」
👨「いや、だいたいハイボールとか頼むかな、って思ったのでちょっと意外でした(笑)」
➡︎このように、ユーモアを交えながら会話を広げることができます。
✅ 共通の知人(Aさん)について話す
👨「アイツ(Aさん)って、普段どんな感じですか?」
👩「会社の同僚ですけど、めちゃくちゃいい先輩ですよ!」
👨「ほんと?笑 でも結構天然なところありません?笑」
👩「あぁ、若干あるかも・・・笑」
➡︎友人Aという二人の「共有スペース」を使って会話展開して、そこからユーモアに繋げられることもできます。
✅ お店について話す
👨「こういうお店、よく来るんですか?」
👩「いや、あんまり来ないですね。」
👨「そうなんですね! お酒もあまり飲まない?」
👩「友達と一緒のときは飲みますよ。」
👨「そうなんだ。 でもBさん結構飲みそう。てか強そう笑」
👩「え、そうですか?笑」
👨「うん。3杯目にビール行く人は強いと思います。笑(さっきの会話を共有スペースとして活用)」
👩「www」
➡︎このように、先ほど話した話題という共有スペースも使えば、いくらでも会話を広げることができる のです。
共有スペースを活用して、今まで出た会話をもう一度盛り上げる(話題のリブート)
会話を続ける際には、以前話した話題を再び取り上げる というテクニックが使えます。
以前話した話題というのも、二人で共通認識をしているから「共有スペース」になります。
例えば、Bさんと深く話していて、「ムカつく上司」の話が出たとします。
話題が一区切りついた後で、
- 「そういえば、さっき話してた上司って普段どんな感じなんですか?」
- 「さっきの話だけど、その上司って他にどんなことをするんですか?」
このように 過去の話題をリブート(再び持ち出す)する ことで、会話を盛り上げることができます。
このテクニックは、お笑いの世界では「天丼」と呼ばれます。
一度盛り上がった話題をもう一度繰り返して笑いを取る、というお笑いの技術ですね。
これは ナンパや恋愛の会話でもよく使われるテクニックです。
話題のリブートは相手に好印象を与える
この 「話題のリブート」 を上手く使うと、 相手に良い印象を与えられます。
例えば:
- 「以前話したむかつく上司の話」
- 「元カレ(元カノ)の話」
- 「これまでの恋愛エピソード」
- 「好きなブランドの話」
などを 覚えておく ことで、
- 「この人、ちゃんと話を覚えてくれてる!」
- 「私に興味を持ってくれてるんだ!」
と言った具合に、相手から好印象を持たれるのです。
特に異性であれば、この効果はてきめんです。
(先程話した話、あるいは以前会った時の話を覚えてくれていたら、嬉しくないですか?)
相手が前回話した内容を自然に覚えていてくれると、 「自分のことを気にかけてくれる人だ」 と思われ、より親密な関係を築きやすくなります。
この 「共有スペースの活用」 は、恋愛系の会話だけでなく、 一般の会話にも応用できる ので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
まとめです。
✅ 共有スペースとは?
- 相手と自分の間で共通して認識できるもの(場所・物・記憶・考えなど)
- 初対面でも会話のきっかけを作りやすい
- 「何を話せばいいかわからない…」という状況を回避できる
✅ 共有スペースを活用するメリット
- 会話のきっかけに困らなくなる
- 相手に違和感なく自然に話しかけられる
- 共通の話題を使うことで、スムーズに会話が続く
✅ 共有スペースを使った会話の例
- その場の環境に関する話題
- 「このカフェ、雰囲気いいですね。」
- 「この椅子、ちょっと座りにくくないですか?」
- 「メニュー、ちょっと見づらくないですか?」
- 相手の行動や持ち物に関する話題
- 「そのバッグ、おしゃれですね。どこで買ったんですか?」
- 「それ、何飲んでるんですか?」
- 「次、何を飲みますか?」
- 共通の知人に関する話題
- 「〇〇さんって、普段どんな感じですか?」
- 「〇〇さん、めっちゃ面白くないですか?(笑)」
✅ 初対面でありがちな会話のミス
❌ ありきたりな質問ばかりする
- 「仕事は何をしているんですか?」
- 「どこから来たんですか?」 → 相手にとってつまらない & デリケートな話題になりやすい
❌ 相手が知らない話題を振ってしまう
- 「エヴァンゲリオンって知ってる?」 → 相手が知らなかったら会話が続かない
✅ 正しい方法
- まずは共有スペースを使って、相手が話しやすい話題を振る
- 相手が興味を持ちやすい話題から、徐々に会話を広げる
✅ 共有スペースの応用:話題のリブート(天丼)
- 過去に話した話題を再び取り上げることで、会話を盛り上げる
- 「そういえば、さっきの〇〇の話だけど…」
- 「この前言ってた〇〇って、結局どうなりました?」
→ 相手に「この人、自分の話を覚えてくれてる!」と好印象を与えられる
✅ まとめ
- 会話のきっかけに迷ったら「共有スペース」を活用する
- 共通の知識や環境を話題にすることで、自然な会話の流れが作れる
- 相手が知らない話題をいきなり振らない(共通点のある話から始める)
- 「話題のリブート」を使って、過去の話題をもう一度盛り上げる
でしたね。
この共有スペースというのはナンパ界隈では非常に有名なテクニックですが、一般にはほとんど知っている人はいません。
ですが、会話上手な人・モテる人は必ず知っているテクニックです。
僕であれば「会話に困ったらとにかく共有スペースから攻めよう」というくらい使っているテクニックなので、ぜひマスターしてください。
次回はもう一つのアイスブレイクのテクニック「自虐ネタの作り方、使い方」についてです。
お楽しみに。
ではまた。