こんにちは、KYです。
街中を歩いたり、ネットを見ると、楽しそうに歩く美男美女のカップル、あるいは
「……え?なんでこんな不細工なやつが、こんな美女と付き合ってるんだ?」
「なんでこんなにキラキラして、インスタに投稿してチヤホヤされてるんだ?」
そんな風に思うこと、ありませんか。
街を見て、ネットを見て、テレビを見てみると、いろんな女性、女優、著名人、インフルエンサーがいますよね。
その人たちが、まるであなたをなじるように言うんです。
「童貞は気持ち悪い」とか、「恋愛偏差値が低い人は生きる資格がない」とか、
「ライバーに貢いでる人なんか、気持ち悪い」とか……。
そういうものばっかり見てると、辛くなりますよね。
恨みたくなりませんか。
「そんな世界、ぶっ壊してみんな幸せになればいい。いっそぶっ壊してやろう」
――その気持ち、僕は非常によくわかります。
なぜなら、僕もそうだったから。
今日はそんな話をします。
僕は、数年前まで童貞でした。
だいたい25歳くらいまで、童貞でした。
地元では、めちゃめちゃいじめられていました。
プロフィールにも書いているんですが、中高と陸上部でも、先輩にいじめられたり、周りからもいじられキャラになったり、後輩から舐められたり。
専門学校では、「自分を生まれ変わらせよう」と思って、女の子に告白しましたが振られて、笑い者にされました。
上京してからも、オフ会や社会人サークルにめちゃくちゃ行きまくりました。
でも、どこに行っても馬鹿にされ、いじられる。
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僕が人生で初めて女性と付き合ったのは、23歳。
相手は大学生の女の子でした。
でも、すぐに振られました。
その子はその後、すぐに別の男と付き合いました。
正直めちゃめちゃ悔しかったです。
「誰も俺のことを好きになってくれない、愛してくれないんだ」
って、本気で思いましたね。
本当に辛かったです。
それからナンパ師に弟子入りして、2年近くナンパを続けていたけれど、スランプの時期が長らく続きました。
その時も、公園で遊んでいる子どもたちを見て
「あぁ、この子たちは将来、俺なんかよりずっとモテるんだろうな」
―そんな、やばいことを考えていました。
一時期、心療内科にも通っていました。
その心療内科にも、僕より美人な子たちがいました。
「おい、なんでお前みたいなのが来てんだよ。恵まれたやつが、ふざけんな」
って思ってました。
もちろん、その人たちにもきっと悩みはある。
でも、当時はそういうことを想像する余裕なんてなかったんです。
本当に辛かった。
こういう話って、誰にも理解してもらえないじゃないですか。
それが、辛いじゃないですか。
理解してもらえない。
たまに「すごくいい人はいるよ」なんて無責任なことを言う人もいるけど、
「じゃあそのいい人ってどうやって見つけるの? あなたが付き合ってくれるの?」って思うんです。
でも、そういうことを適当に言う人って、大抵クズみたいな男と付き合ってますよね。
そこまで言うなら、じゃあ付き合ってよ!
って思う。
でも、そういう人たちは、あなたみたいな人、僕らみたいな人を嫌うんですよ。
無責任ですよね。
そう。みんな、勝手で綺麗事を並べたクソみたいなアドバイスはするけれど、無責任なんですよ。
だから、自分で自分の人生を、変えるしかないんです。
僕は、長らく世の中に恨みを持っていました。
「こんな世界、滅んでしまえ」
「大地震でも起きて、みんないなくなっちゃえばいい」
――そんなことを、本気で思ってました。
でもある時、考え方を変えました。
僕は、その恨みを正面からぶつけてやろうと。
堂々と真正面からぶつけてやろうと、そういう風にエネルギーを使うことにしたんです。
だから、オフ会や社会人サークルにめちゃめちゃ通って、友達を作ろうとした。
自分でどんどん行動を起こしてきました。
自分のコミュニケーションについても、何年も学び続けました。
「どうやったらモテるんだろう?」
そんな気持ちで恋愛系の情報商材もたくさん買ったし、そこら辺の人なんかよりずっと努力してきた自信があります。
そんなことを、ずっとずっと、やってきました。
そして、みんなが浮かれて遊んでいる間、黙々と自分を変えいったんです。
上京してから、8年。
この世に生を受けて、イジメを受けて生きてきた、29年間。
今、僕はめちゃくちゃ幸せです。
恋愛経験もそれなりに積むことができたし、人との会話も楽しめるようになった。
人からも「面白いね」「モテそう」と言われることも増えました。
たぶん、僕の過去を話したら、誰も信じられないって言うと思います。
それぐらい変わったんです。
本当に垢抜けたし、「かっこいい」って思われるようにもなった。
ありがたいことに、最愛の妻が隣にいます。
友達にも囲まれて、趣味のボルダリングや、ブログ、noteでの発信という最高の趣味も持てている。
仕事にも恵まれました。
今はそれなりにお金ももらえるようになって、自分の人生を自分の足で歩けるようになりました。
最愛の妻を旅行に連れて行ったり、プレゼントしたりすることもできるようになりました。
昔はお金もなかったし、仕事もブラック企業で地獄のようでした。
学歴もない、何もない。
でも、じゃあどうしようかってことを、ずっと考えてきたんです。僕は。
最近、物騒な事件が多いですよね。ライバーを刺してしまった事件、ずっと推し活してた人が恨みに恨みを重ねて事件を起こしてしまったこととか……。
あれを見てると、本当に怖いです。
なぜなら、僕も同じような境遇だったから。
僕もそういう人たちと同じように、強い恨みを抱えていました。
「もう人生は好転しないんだ」って本気で思ってました。
でも、人生を変えるきっかけって、本当にたった一つの「波」を捉えるだけだったりします。
僕の場合、そのきっかけは「上京」でした。
意地の悪い、民度が低い地元が嫌だった。
地元には嫌な奴らばっかりだった。
そこを離れたことが大きかったです。
そして「転職」。
そういう大きなきっかけを掴むことで、人生は好転していく。
あとは「自分の頭で考えること」。
今、何もない。モテない。年齢ももういってる。
――じゃあ、どうしよう?
でも、それでも「新しい趣味を見つける」ことくらいならできるし、そこから彼女や友達ができることだってあるんです。
僕の人生を変えた本に『ルポ 中年童貞』という本があります。
その中に、いろんな童貞の方々のエピソードが載っているのですが、最終章でとある読書サークルに通う男性に、彼女ができそうというエピソードが載っています。
つまり、どんな年齢でも「彼女を作ること」は難しいかもしれないし、限界もあるし、妥協も必要かもしれない。だけど、「自分を変えること」くらいは誰でもできるんですよ。
だから皆さん、どうかその恨みのエネルギーを、危ない方向に使わないでください。
僕も、本当に強い恨みを持っていました。
世の中に、憎しみを持っていました。
フった相手、僕をバカにしたやつ、全部に対して。
でも、そのエネルギーをどうか悪いことに使わないでください。
そのエネルギーは、ガソリンなんです。
報われてない人たちって、たとえばライバー事件の後とかに、「人生不調なら事件でも起こすしかない」みたいな煽り方をする人もいますけど……
僕は、そんな言い方はしたくありません。
だって、みんなの気持ち、わかるから。
だからこそ、その恨みのエネルギー――そのネガティブな感情は、必ず良い方向に変えられる。
だって、それはガソリンだから。
真っ当に勉強してください。
僕だったら、恋愛の情報商材を買いまくって、ナンパしまくって、現場に立ち続けて、コミュニケーションを学んで、女の子との会話を全部録音して聞いて、どこがダメだったのか、どこが良かったのかを全部分析して……それを2年以上続けて、やっと今の自分があります。
だから、そのエネルギーを、まっとうな方向に使ってください。
僕はその手助けができます。
できる自信が、あります。
僕のブログには、そのノウハウを全部書いています。
宣伝っぽくなっちゃったかもしれないけど、包み隠さず、僕は情報を伝えています。
噛み砕いて、誰にでもわかりやすく言語化して。
皆さんの、そのエネルギーを無駄にしないでください。
恨みって、手放さなくていいんです。
その恨みは、大事な感情です。大切にしてください。
でも、その恨みを、まっとうな方向にぶつけてください。
その恨みで「下克上」を果たすように。
その恨みを使って、人生を好転させてください。
今日はそんな話でした。
ではまた。