こんにちは、元ナンパ師のKYです。
今日は僕がこのブログを書く理由について、話させてください。
僕は現在、この「コミュ力向上キャンプ」というブログとnoteを書いています。
(Xもちょこっとやってますね。)
僕がこうやって情報発信をしている理由は、ただ一つ。
みんなにコミュニケーションの技術を知ってもらって、
『コミュニケーションって本当は楽しい。人付き合いや会話、あるいは恋愛って、こんなにも楽しいんだな』
っていうことを知ってほしいから。
これに尽きます。
実は僕、すごくコミュニケーションが苦手でした。
もはや「コミュ障」というレベルでした。
こんなブログを書いていてアレですが、いつも人と話す時、集団で会話する時は、全然関係ないことを話したり、一方的に話したりして、まさに「空気が読めない」やつでした。
「KY」という名前も、昔周りから「お前って空気読めないよね」と言われていたことが由来です。
(今は戒めというか、わざとその名前を名乗っていますが…笑)
僕の家族には、はっきり言ってコミュニケーションが上手な人はいませんでした。
父も母も祖父も、みんな「自分の話したいことばっかり話す」「人の話を聞かない」といった頑固な性格。
そんな家族だったので、コミュニケーションのお手本になる人が周りにおらず、ずーーーーーーーーっと友達ができなかったんです。
周りの親戚もそんな人たちばかりでしたし、僕の通っていた小・中・高はすごい田舎だったので、最初の第一印象や会話である程度ヒエラルキーができちゃう環境だったんですよね。
クラスでも部活でも、1軍・2軍・3軍・4軍・それ以外…みたいな。
(僕はことごとく浮いた存在だったので、それ以外の部類でした。)
だから、ちゃんとしたコミュニケーションを学ぶ場なんてなくて、地元にいた頃はものすごく苦労しました。
僕には、当たり前に友達がいて、当たり前に彼女がいる――
そんな王道の青春ラブコメみたいな青春時代は、1分、いや1秒もありませんでした。
そんな地元を逃げるように上京して、僕は解き放たれたように様々な行動を起こします。
友達や彼女を作るために、自分でオフ会や社会人サークルに行ったり、街コンや相席屋、クラブなどに行ったり、時にはナンパ師に弟子入りしたりして、独学でコミュニケーション能力を身につけていったんです。
手痛い出費もたくさんしてきました。
膨大な時間とお金をかけながら、自分で失敗経験を繰り返して、コミュニケーションを改善していったんです。
特に、僕を劇的に変えてくれたのは、間違いなく「ナンパ」との出会いでした。
僕が本格的にナンパを始めたのは2020年ごろ。
ちょうどコロナ禍の時でした。
僕はいわゆるネットナンパ(マッチングアプリを介したナンパ)専業でやっていましたが、一時期はストリートナンパや相席屋、クラブなどでもナンパをしていました。
(でもそっちは、やっぱり怖さが勝っちゃって最後まで上手くできませんでした。
目の前で根性焼きされそうになったり、キャッチの人に絡まれたりして、トラウマになってしまったので……)
その後、僕はネットナンパ専業のナンパ師として活動していました。
現役の頃は、マッチングアプリを使って、毎週毎週アポを取り、女性と会い続けていました。
ちょっと自慢っぽくなってしまいますが、最高で月300いいねほどはもらっていましたし、毎週女性とのデートをセッティングできる状態でした。
女性と会った回数でいえば、たぶんそこらへんの男性会員よりも圧倒的に多い自負はあります。笑
マッチングして、メッセージをして、アポを入れて、デートして、
そしてデートを振り返っては、「自分のどういうところがダメだったのか」を分析する――
こんな生活を、約1年かけて繰り返していました。
世間はちょうどコロナショックの時期。
本当は出歩くべきじゃなかったかもしれませんが、コロナが流行り始めの頃は、電話をしたり、LINE通話をしたりして、女性との会話スキルを磨いていたんです。
それが、僕のコミュニケーション力を大きく変えた出来事でした。
ナンパ業界って、会話の技術がものすごく体系化されているんですよね。
だから僕は常々、
「こんな教科書みたいなものがあるのに、世の中に知られていないのは、もったいないなぁ」
と、ずっと思っていたんです。
もし、ナンパの知識や会話の作法のように、体系化されたものがあれば、
コミュニケーションが苦手な人でも、友達を作ったり、恋人を作ったりすることができると思ったんです。
だから僕は、過去の僕のように悩んでいる人、
コミュニケーションが苦手で会話が楽しめなかったり、
飲み会が楽しめなかったり、友達ができない、恋人がいたことがない――
そんな人たちに向けて、会話の楽しさ、そして恋人を作る力を伝えたい。
という思いで、このブログを書いています。
今回、この記事を書くのには、いろんな理由がありました。
最近、このブログとnoteを書いているうちに、一つの悩みが出てきたんです。
それは、
「何を書く”べき”か、わからない」
ということ。
書いているうち、読者の方が何を求めているのか、わからなくなったんです。
「コミュニケーション」って、すごく広いジャンルじゃないですか。
友達とのコミュニケーションもあれば、恋愛におけるコミュニケーション、家族、職場――
定義が人それぞれで、みんなが何に悩んでいるのか見えなくなったんですよね。
例えば恋愛に関してなど、もっと多くの人が悩みがちなテーマに絞った方がいいのでは?とも思ったんです。
そうすれば、もっと多くの人が読んでくれて、悩みにアプローチできるんじゃないか。
ただ、僕は思うんです。
恋愛もまた、コミュニケーションの延長線上にある。
だからこそ、コミュニケーションという土台を学ぶことは、やっぱり必要だと。
今後、恋愛系の発信をメインに記事を書いていこうとも思っていますが、基礎的なコミュニケーションの部分もやはり大切です。
だから僕は、
「恋愛というテーマを主軸としつつも、人間関係全般に関わるコミュニケーションを包括するコンテンツ、”教科書”を作ろう。」
と思います。
コミュニケーションは、才能じゃありません。
「正しい情報を知っているかどうか」
それだけなんです。
「どういうルールで喋ればいいか」
「こういう時は、こう言う」
「この話題の時はこう返す」
「この場面では黙るべき」
身だしなみもそうです。
どういうルールでコーディネートを組めば清潔感が出るのか。
髪型も、ある程度かっこよく見せるにはどうすればいいのか。
これらは、すでに長い年月をかけて体系化されているんです。
でも、それを言語化してくれる教科書がない。
だから僕は、教科書を作りたいと思って、こうして発信を続けています。
本当は、コミュニケーションも恋愛も、めちゃくちゃ楽しいんですよ。
でも、昨今は「若者の恋愛離れ・結婚離れ」という言葉が出てきて、
「恋愛はクソ」
「結婚なんて時代遅れ」
といった声も増えてきました。
正直、僕も
「恋愛や結婚をする・しない」を選ぶのは自由
だと思っています。
ただし、それは「恋愛できる力がある上で選ぶべき」ものなんじゃないかと。
力がないから、「恋愛なんてクソだ」と言ってしまうのは、ちょっとダサいなと思うんです。
それこそ、イソップ童話のすっぱい葡萄のような。
そして、本気で頑張っている人の足を引っ張っているように見える。
だから僕は、「俺に恋愛は向いてない」と思ってる人を否定する気はありません。
でも、
「選べる力」を持った上で、やるかやらないかを決められる自由
があった方が、スジが通っていると思うんです。
いや、どんな人でも一度は
「恋愛の楽しさ、コミュニケーションの楽しさ」
を味わってみて欲しいんです。
そのために、まずは恋愛力・会話力をつけること。
そして、それを義務教育のように学び直す機会が必要だと思うんです。
年々、離婚率は右肩上がりで増えてます。
その原因って、多くは「ミスマッチ」だと思うんです。
つまり、相手との相性がわからないまま結婚して、合わないから別れる。
そしてそれは、
「妥協して相手を選んでしまう」
から。
昔は、お見合い結婚という形が一般的でした。
家族や仲人がある程度相手をセットしてくれる環境があって、多少タイプじゃなくても「家のため」と割り切れた。
つまり、限られたコミュニティの中で人間関係が完結していたんです。
でも今は、そういう風潮が薄れ、恋愛市場が中途半端に自由化されました。
「恋愛は自由にやろう」
「個人の意思が一番大事」
という価値観が広がった結果、競争が生まれたんです。
コミュニケーション力や恋愛力のある人は、どんどん選ばれていく。
逆に、ない人はいつまでも孤独。
昔は、それでも社会的に居場所があった。
でも今は、会話力や恋愛力がないと、人付き合いも恋愛も厳しい時代になりました。
そして、差を生むのは結局、
「正しいコミュニケーションの情報を知っているかどうか」
なんですよね。
力がないまま、「恋愛する」「結婚する」という目的だけを追ってしまうと、相手とのミスマッチが起きて、結果的に不幸になる。
例えば、
「適齢期だからこの人でいいか」
そんな妥協で付き合ったり、結婚したりする人が多くなります。
でも、それって本当にもったいない。
もしちゃんと恋愛スキル、コミュ力があれば、もっと自分に合う相手を選べたかもしれない。
僕は、上京してから8年間、本気でコミュニケーションと恋愛に向き合ってきました。
本当に人生をかける勢いで。
何百人と会って、自分のコミュ力を磨いてきました。
なぜか。
付き合う相手、結婚する人を絶対に妥協したくなかったから。
僕は周りからイジられて、バカにされて、辛い思いをしてきました。
でも、だからこそ、「結婚する相手だけは絶対に妥協したくない」と思っていたんです。
最初はそれこそ、街コンに行きまくり、アプリをやって、カッコつけて「相手を選ぶ立場」になろうとしてたんです。
でも、ナンパを通して
「違う、まずは自分が“選ばれる存在”にならなきゃダメなんだ」
ということを痛感しました。
会話の面白さ、話題から逸れないキャッチボール、相手を引き出すスキル――
それは全部、自分を磨くことで得られるスキルです。
それがあって初めて、「自分という商品を選んでもらえる」んです。
この感覚を、もしみんなが知ったら――
もっと楽しい、みんなが幸せになれる世の中になると思うんです。
恋愛や結婚で、悩む人が減ると思うんです。
だから僕は、今このブログをやっています。
半分は趣味。
でももう半分は、
「自分が培ってきた力で、みんなをちょっとでも幸せにしたい」
そんな気持ちからです。
最初、僕は自分が培ってきた会話の知識やスキルを発信して、どれくらいの人が僕のことを応援してくれるのか――
それが知りたくて、ブログを始めました。
他のブロガーの方やインフルエンサー、発信されている方からしたら、まだまだ読者数は少ないでしょう。
でも、それでも僕にとっては、すでに多くの人が見てくれているんです。
それを見るたびに、迷いながらもこう思えるんです。
「こんなに見てくれる人がいるなら、頑張ろうかな」
だから本当に、この場を借りてお礼を言いたいです。
いつも僕のブログを読んでくれて、ありがとうございます。
本当に励みになるんですよ。
たった1つの「いいね」でも、PV数が1伸びても、めちゃくちゃ嬉しい。
恋愛業界には、正直、質の悪い情報商材もたくさんあります。
知識のない人たち――言い方は悪いですが「情報弱者」をターゲットに、4万〜5万もするようなマッチングアプリ攻略noteを売ってる人もいます。
でも僕は、そういうのを何十冊、何百冊と買ってきて思ったんです。
「こんなもの、ほとんど価値ないじゃん」
ドラッカーのマネジメントとか、書店で1,500円くらいで売られてるような、ちゃんとした本の方がずーーーーーっと価値があります。
だからこそ、僕は、
「当たり前の書籍の値段で、ちゃんと本として出せるもの」
そういう有料コンテンツを出したいと考えています。
今はまだ制作中ですが、現在は
「何を書くべきか」
「みんな、どんな悩みを抱えているのか」
それを探っているフェーズなんです。
みんなの悩みがわかれば、それに正面から応えるコンテンツを出していきたい。
無料コンテンツとしては、
「最速でコミュ力を上げる方法」マガジンを出しています。
これは、僕が身につけてきたコミュ力を全部詰め込んだコンテンツです。
ぜひ見てほしいです。
僕は、無料もしくは安価で手に取れる情報で、
”みんながフェアに恋愛やコミュニケーションを楽しめる世の中”
を目指しています。
だから、迷いながら、間違いながら
「あーでもない、こうでもない」
と考えて、無料マガジンを作るのにも3ヶ月以上かかりました。笑
(それにつきましては、お待たせしてしまって本当に申し訳ないです。)
でも、やっぱり書いていて楽しかった。
今も、書いていて楽しい。
だからこれからも、どうか今後もよろしくお願いします。