2回目のデートに繋がらない人が決定的に見落としてること

こんにちは。元ナンパ師のKYです。

デートで2回目に繋がらない人というのは、服装がダサいとか髪型がダサいとか、面白いことが言えなかったとか、あるいは相手のタイプじゃなかったなど色々あると思うんですけど、実はそれ以前に見落としがちなことがあります。

それは

声が必要以上に大きいことや、

店員さんへのマナーが悪いこと、

あとは食べるスピードが速いことなどです。

特に、声が大きい人と一緒にいると、相手は単純に恥ずかしくなります。

マッチングアプリで出会った場合、お互い初対面です。

会話では当然、「そういえばプロフィールに保育士さんって書いてましたっけ？」みたいな会話をするじゃないですか。

あるいは「メッセージでSixTONESの話しましたよね」とか。

メッセージやプロフィールという単語は周りにアプリで会っていることがバレるため、あまり使わない方がいいんですけれども、そういう“よそよそしさ”って周りには絶対に伝わるんですよ。

それを大きな声で言ってしまうと、周りに全部聞こえるんです。

👨「〇〇さん、保育士さんらしいですね！」

なんて大きな声で言ったら、

👩「なんでそんな大きな声で言うの？周りに聞かれるじゃん。2回目はないな…」

と思われてしまいます。

声の大きさは本当に見落とされがちです。

だから2回目に繋がらない時に「爪をきれいにしよう」とか「身なりを整えよう」とか「笑顔」とか言われるんですが、

そういうことよりも“何をしてしまっているか”“何を避けるか”が大事なんです。

これがいわゆる“下手打ち”という概念です。

（ナンパ用語です。）

声が大きかったり、食べるスピードが速かったりすることは、下手打ちに当たります。

皆さんもデートで、女性より先に食事を食べ終わってしまっていませんか？

女性が👩「ごめん、ちょっと待ってね」という場面、ありますよね。

これも完全な下手打ちです。

食事も本来は女性と同じペースで食べるべきです。

女性より先に一人で食べ終わってしまうと、周りから見て恥ずかしいし、相手にも「申し訳ない」と思わせてしまいます。

それに

👩「なんでこんなに食べるのが早いんだろう、せかせかしてるのかな、一緒にいても落ち着かなさそう」

と思われてしまいます。

声が大きいのも同じ。

👩「ああ、付き合ったらこの大きい声で接してくるんだな、嫌だな」

と思われます。

さらに、店員さんへの言葉遣いが悪かったり、料理を運んできてもらった時に「そこ置いといて」みたいなタメ口だった場合、

👩「この人は他人にこういう接し方するんだ。嫌だな、恥ずかしいな。一緒にいたくないな。じゃあ付き合うのはやめよう」

と思われます。

これって結局、マナーとか礼儀の問題なんですよ。

本当に人として当たり前のことです。

でも恋愛商材やナンパ商材では「どうやったらモテるか」ばかりで、こういう礼儀やマナーの部分はほとんど教えていません。

むしろ「オラつけ」とか「不躾に接しろ」みたいな間違った情報が多い。

まず第一に、恋愛では相手に不快な思いをさせてはいけないんです。

爪が汚いとか眉毛がボサボサなまま行くな、とか。

身なりを整えろ、と言われるのは女性に恥をかかせないためです。

僕がコミュ力の三大要素の中で「自信やマインド」を一番下に置いたのは、非言語コミュニケーション（声の大きさ、動作、所作など）の方が言語的なコミュニケーションよりも遥かに重要だからです。

▼コミュ力の3大要素

非言語的なコミュニケーションがぐちゃぐちゃなら、どれだけ面白いことを言っても、会話テクニックを使いこなしていたとしても、意味がありません。

そして非言語的コミュニケーションには、礼儀やマナーも含まれます。

店員さんに不躾な対応をしない。

食事はゆっくり、しっかり噛んで食べる。

声は張らず低く通るような声にする。

それが自然にできるように、筋トレしなさいと言っているんです。（筋肉によって声を低くするため）

これらは全部、自分のためではなく「あなたと接する女性のため」であり、「女性に恥をかかせないため」です。

だから僕は「あなたの努力のベクトルは全部、女性に向けなさい」と言っているんです。

礼儀やマナーは、子どもの頃に教わっている人は自然にできますが、教わっていなかった人でも今から意識すれば必ずできます。

普段から声は、低く通る声で必要以上に大きくしない。

動作や所作は落ち着いて、挙動不審にならないようにする。

食事はゆっくり噛んで食べる。

店員さんには会計の時「ありがとうございます」と丁寧に伝える。

これだけで大きく変わります。

最近「カスハラ」と言われていますが、あれは日本人のマナーや礼儀、モラルの低下が原因です。

普段できないことは、とっさの場面では絶対できません。

デートの時だけ猫をかぶってマナー良く振る舞うなんていうのは不可能です。

どこかで必ずボロが出て、女性はそれを一瞬で見抜きます。

見た目が良くても、話が面白くても、店員さんにイラッとした態度を見せたらその瞬間にアウトです。

女性は1の情報から10も100も想像します。

👩「店員さんにこういう失礼な態度をするなら、デートの度に恥をかくだろうな」

👩「親戚や親に対しても同じ態度だろうな」

👩「結婚したら恥ずかしい思いをしそうだな。やめておこう」

と。

声の大きさも同じです。

👩「この人、生活音も大きそう。ドアもバンバンと大きな音で閉めそう。近所迷惑も気にしなさそう」

と、どんどん想像します。

女性は遺伝子的に生活力が男性よりも遥かに高いので、そういうところを鋭く見るんです。

だから自分で思っている10倍、100倍気を付けなければいけないんですよ。

実際、僕も結婚前は声が大きかったし食べるのも速かったです。

自分ではマナーができているつもりでしたが、相手の親戚や親に対して至らない部分もたくさんありました。

古臭いことを言いますが、

年賀状なんかも「書かなくていい」と思うかもしれませんが、送られたら返すのが礼儀です。

お中元やお歳暮も「無駄」と言われますが、結婚して相手の家がきちんとしたしきたりのある家なら無視できません。

人間関係なので、切り離せないんです。

もし、こういった通過儀礼を怠ると

「あの家はなってないよね。関わると良いことないよね」

という風に見られてしまい、いざという時に助けてもらえなかったり、トラブルになります。

ネットの極端な情報で「別居婚」「週末婚」「子供はいらない」と強く決めつけるのは簡単です。

でも相手は本当は子供が欲しかった、親戚付き合いを大切にしてほしかった、あなたの行動が恥ずかしかった……

と心の中で思っていて、最終的に爆発することもあります。

そこから離婚に繋がることだってあるんですよ。

怖いのが、相手はそれを飲み込んでしまっているパターンです。

相手に

👨「子供はいらないよね」

と言って同意されたとしても、実は子供が欲しいということをずーっと我慢していたパターンもあります。

（オープンマリッジ（結婚したけど浮気はOK）を一方的に公言して押し付ける、なんていうのもそうですね。）

極端なネットの価値観は他人と添い遂げる時には通用しません。

これは僕が身をもって痛感したことです。

だからこんな、嫌われそうな古臭い内容を書いてるんですよ。

マナーや礼儀といった非言語的なコミュニケーションは大事な”根”の部分です。

だから僕は、結婚してから強烈に痛い目にあったからこそ、皆さんには誰かに指摘される前に気づいてほしいんですよ。

マナーや礼儀というのは、突き詰めれば「他人目線」です。

「これをされたら嫌だろうな」

「これは恥をかかせるだろうな」

という想像力です。

それを意識すれば、声を小さくする、ドアの開閉を静かにする、親戚に会った時に丁寧に振る舞う、などが自然にできるようになります。

大丈夫。マナーや礼儀は後天的に必ず身につきます。

しかも誰かに言われて渋々やるよりも、自発的に意識して、自発的に変えていけば短期間で身につきます。

恋愛活動をしている皆さんには、ぜひ礼儀とマナーを意識してほしいです。

巷の「男磨き」より、こういう当たり前の礼儀やマナーを磨く方がよっぽどカッコいいし、実際にモテます。

オラオラしたり、言葉遣いが悪かったり、筋トレとオナ禁だけしてもモテない、と言っているのはこういう意味なんですよ。

礼儀とマナーを磨くこと、これこそが本当の男磨きです。

ではまた。